ホーリーホックリポート
2022年11月18日(金)
キャプテン新里涼選手と振り返る2022シーズン
キャプテン新里涼選手と振り返る2022シーズン選手
秋葉体制の集大成となった2022シーズン。序盤に苦しみ、一時は順位を20位まで落としながらも徐々にチームが目指すサッカーで勝ち点を重ね、最終節のドラマチックな逆転劇で波乱に満ちたシーズンを13位で終えた水戸ホーリーホック!今回はチームキャプテンのMF新里涼選手にシーズンを振り返っていただきました。
キャプテン新里涼選手と振り返る2022シーズン選手

プレシーズンマッチで初めて鹿島アントラーズに勝利。一転して低迷にもがいたシーズン序盤


今季の最終成績を14勝12分け16敗の13位で終えた水戸ホーリーホック。 「最初は勝てない試合が続いて、最下位スタートからよくここまで勝ち点を積み重ねられたとポジティブに捉えることもできますけれど、その中で、もったいないゲームが昨年に続き今年も多かったです」そう振り返るチームキャプテンの新里涼選手。「勝てた試合、引き分けで終われた試合、自分達で勝ち点を逃してしまった試合が本当にたくさんある」と話します。

2022年の水戸ホーリーホックは、アグレッシブで獰猛な超攻撃的サッカーを目指す就任3年目の秋葉忠宏監督の下、J1・鹿島アントラーズとのプレシーズンマッチを16戦目にして初勝利し、前途洋々の幕開けとなりました。 しかし、この流れに乗ってスタートダッシュを掛けたかった矢先に、新型コロナの影響による開幕戦延期が直前に決定。また、昨年から半数近くの選手が入れ替わった新しいチームは序盤からなかなかペースが上がらず黒星が続き、下位に低迷します。まさかのスタートでした。 それでも、シーズンが中盤に差し掛かる頃になると攻守が噛み合い始め、チームは徐々に順位を上げていきます。ここから勢いをつけて勝ち点を積み上げていきたい所でしたが、主力選手の移籍、そしてまたもコロナや台風の影響などで突如、試合日程が変更になるなど、さまざまなアクシデントによって良い流れを継続しづらい我慢の時期が続きました。 一方で、チーム内では徐々に大卒ルーキーが台頭。シーズン後半戦に向けてリーグの中位から上位浮上への兆しも見え始めました。

「運命の9月シリーズ」での連敗。
届かなかったプレーオフ進出と秋葉監督の退任発表


夏場に入ってもリーグが大混戦の展開を繰り広げるなか、一進一退の戦いを続け、なんとか上位への望みを繋いでいたホーリーホック。しかし、プレーオフ進出を懸けて挑んだ最終連戦、いわゆる『運命の9月シリーズ』で痛恨の4連敗を喫し、プレーオフ進出の条件となる6位浮上の可能性は事実上絶たれました。 そして、チームは秋葉忠宏監督の今季限りでの退任を早々に発表。 「最後のこの連戦のところが結果に大きく影響したシーズンだと感じています。そこで安定した成績を残せれば、間違いなく一桁順位だったと思います」新里キャプテンは、そう悔しさを滲ませます。

『THIS IS HOLLYHOCK!』
6,000人を超えるファンの大歓声に包まれたホーム最終節


シーズン終盤。地元の境町出身のMF金久保順選手が今季限りでの引退を決意し、2人の花道を作ろうと一致団結したチーム。迎えた北関東ダービーの最終2戦。第41節栃木戦にはアウェイにも関わらずたくさんの水戸サポーターが駆け付け、続く最終節のホーム群馬戦も6,000人を超える観衆がチームを後押しすると、2戦連続でアディショナルタイムに逆転勝利するという劇的な幕切れへ。 「THIS IS FOOTBALL!」これこそ水戸のサッカーとも言える会心のゲームで苦しかった今シーズンを締め括ると同時に、北関東王座を再び我々の手に奪還しました。 「ダービーの2戦前に行われたアウェイ山形戦の前に選手ミーティングで戦う意義を再確認し、その試合を引き分けに持ち込めた時から流れが始まっていました。様々な成功体験につながって良かったと思います」と新里選手。 来季は秋葉体制でヘッドコーチを務めた濱崎芳己氏が新監督に就任し、新たなチームづくりへの舵を切る水戸ホーリーホック。「濱さんは元々FWで攻撃的ですが、冷静に物事を捉えられる指導者。攻守に攻撃的なところは引き継ぎ、その中で今季足りなかった所をプラスして、秋さんが残してくれた財産をいい形で繋げていければ」と期待を口にします。 ホームタウンが15市町村に拡大し、新体制で臨む2023シーズン。サッカーを通じて「新しい原風景をこの街に」生み出そうとする水戸ホーリーホックを、来年も皆で応援しましょう!


★新里キャプテンに聞く!
今シーズン一番『THIS IS FOOTBALL!』だと思うゲームは?

第42節・ザスパクサツ群馬戦 「自分達から仕掛けることができ、サッカーの神様が面白くしてくれた試合。チームやスタジアムが一体感を持って、最後に逆転ゴールが決まりました。ベストに相応しいゲームです」

 

今シーズン最も印象に残ったゴールは?

第25節・町田ゼルビア戦 前田椋介選手のゴール 「ゴール前までボランチが入っていくのは、秋さん(秋葉忠宏監督)が理想としているサッカー。それをチーム全員で体現でき、逆転勝利につながったゴールだったと思います」

 


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