ホーリーホックリポート
2022年05月25日(水)
杉浦文哉選手 インタビュー
杉浦文哉選手 インタビュー選手
【プロフィール】
杉浦 文哉(すぎうら ふみや)
水戸ホーリーホック MF 背番号34
●1999年9月23日生まれ
出身地 愛知県
身長/体重 174cm/68kg
血液型 B 利き足 右
加入歴 1年目
経歴 安城北部FC → 名古屋グランパスU-12 → 名古屋グランパスU-15 → 名古屋グランパスU-18 → 明治大学
杉浦文哉選手 インタビュー選手

年代別日本代表にコンスタントに選出された華麗な経歴


サッカー好きの父親の影響で、幼稚園の年長時代から地元の名古屋グランパスのスクールに入会した杉浦文哉選手。 当時活躍していた玉田圭司選手や杉本恵太選手らに魅了され、エスコートキッズや前座試合、ファン感謝デーなどを通じて、プロ選手となる夢を抱きました。 チームメイトの森勇人選手も通っていた地元クラブ・安城北部FCと掛け持ちしながら、毎日ボールを追いかける日々を過ごし、小学4年時にグランパスのジュニアチームに入団。 U-12チームでは基礎技術だけでなく、ゲーム中に選手同士で修正して打開策を見つけるというハイレベルなサッカーを学ぶと、小学6年時は全国大会で準優勝、得点ランキング3位にも輝き、幼少期から類まれなる才能を開花させました。

そのままグランパスU-15に進むと、クラブユースでチームを全国ベスト4に導き、中学2年時には年代別日本代表に初選出。 日本代表の堂安律選手、冨安健洋選手らと共に、U-17W杯予選を戦い、世界レベルのサッカーを経験しました。 そしてグランパスU-18では、高校1年時からトップチームの練習に参加するなど、プロへの扉が見え始めていた頃、怪我を繰り返すアクシデントに見舞われ、2年時はチームがプレミアリーグから降格する事態に。 思うような成績を出せない中でも、3年時に再び年代別代表に招集され、U-18日本代表戦で当時のコーチを務めていた秋葉忠宏監督と一緒にU-20W杯を戦いました。

強豪Jクラブであるグランパスは選手層が厚く、即戦力でなければトップ昇格するのは至難の業。 次のステージでプロ選手を目指すため、名門・明治大学サッカー部へと進学しました。 「当時はすごく悔しかったですが、自分自身に強烈なストロングポイントがなかったことがトップに上がれなかった要因だと感じました。前線の選手として数字、結果が明確に求められる厳しさや怪我をしないことの大切さも学びました。明治大を選んだのは、練習参加した時、部員の熱量に衝撃を受けたことや、自分に足りないサッカーの本質の部分が成長できると確信したからです」 実家を離れ、初めての寮生活は、全年代の選手が混在する16人部屋。 強豪大ゆえに上下関係も厳しく、大学の勉強、部や寮の雑用に追われる日々は辛く、険しいもので、大好きなサッカーを辞めようと心折れかけたことも……。 しかし、懸命に夢への階段を登り、大学4年時にはエース番号である10を背負ってチームを牽引。 そして、自身の攻撃的なスタイルとマッチしている水戸ホーリーホックで、見事プロ選手となったのです。

母の実家は土浦市!茨城は「第二の故郷」


愛知県出身の杉浦選手ですが、なんと母親は土浦市出身。 杉浦選手自身も出生地は土浦で、茨城は「第二の故郷」。年末年始は土浦で過ごすことが多かったそうです。 「集まった親戚と近所の公園でサッカーをしたり、筑波山神社や鹿島神宮へ初詣に行ったりしていました。牛久大仏やあみプレミアム・アウトレットを訪れたこともあります。だから水戸付近よりも県南の方が詳しいんですよ」 水戸に住み始めてからは、県央地域の観光名所にも訪れ、ひたち海浜公園でネモフィラを鑑賞したり、大洗のカキ小屋で新鮮な海産物を堪能したりしているのだとか。 映画鑑賞も趣味の一つで、オフの日は一人で映画館に足を運ぶこともあるそう。 「基本的に洋画が好きで、マーベル作品やアクション系が多め。ちなみにマーベル作品は全部観ています。クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』『テネット』などもオススメの作品です」と語っています。

具体的な将来像を描き、逆算して一日一日をブレずに過ごす


幼い頃からの夢を叶えた杉浦選手。未来のプロ選手達に伝えたいことを教えてもらいました。 「自分が持っている夢に対して、具体的にどうなりたいのかを明確に持つこと。そして、そこからどうしたら自分がそこに近づけるのか逆算して、一日一日を大事に過ごすことが大事です。もし上手くいかない、思うようにいかなくても、ブレないこと。どんな時も試練と捉えて、ポジティブに楽しんで頑張って欲しいなと思います」 そして、学んでおくべき技術については、「やはり止める、蹴る、運ぶという基礎技術は、上手ければ上手い程いいですし、どこに行っても通用しますし、それがなければプロの世界では戦えません。そこを小中学生時代に学んで欲しいと思います」とアドバイスしていました。

高校時代からのキャッチコピーは「一撃」。 ルーキーイヤーの今季、そんな強烈な弾丸シュートが見られる日が刻一刻と近づいています。 「水戸で得点、アシストを見せられるよう、毎日トレーニングを取り組んでいます。是非、『一撃』を見に来て下さい!」 杉浦選手のネットを突き刺す豪快なゴールをスタジアムで見届けましょう!

 

★最新の試合情報は水戸ホーリーホック公式サイトをご確認下さい https://www.mito-hollyhock.net/ 【会場】ケーズデンキスタジアム水戸(水戸市小吹町2058-1 「水戸IC」より約10分)


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