ホーリーホックリポート
2022年03月01日(火)
いばらきサッカーフェスティバル2022 鹿島アントラーズ戦レポート!
いばらきサッカーフェスティバル2022 鹿島アントラーズ戦レポート!選手
2022シーズンJリーグがいよいよ開幕!
2月13日に開催された「2022Jリーグプレシーズンマッチ いばらきサッカーフェスティバル2022 水戸ホーリーホックvs鹿島アントラーズ」より、試合レポート&試合後の監督コメント・選手コメントをお届けします♪


(画像提供:©MITOHOLLYHOCK)
いばらきサッカーフェスティバル2022 鹿島アントラーズ戦レポート!選手

プレシーズンマッチ 16回目にして歴史的勝利!


2月13日、Jリーグ開幕前恒例の「2022Jリーグプレシーズンマッチ いばらきサッカーフェスティバル2022 水戸ホーリーホックvs鹿島アントラーズ」が茨城県立カシマサッカースタジアムで開催されました。 これまで水戸のプレシーズンマッチの戦績は、14敗1引き分け。 6,374人の観客が詰め掛けた敵地で常勝軍団との大一番に挑み、水戸ホーリーホックが開催16回目にして茨城ダービーを初制覇しました!

新守護神・中山開帆選手がPKをストップ!エース木下康介選手がヘッドで決定弾!


水戸は前半、鹿島に主導権を握られ、28分には不用意なファールからPKを献上。決定的な場面で緊張が走る中、GK中山開帆選手がFW鈴木優磨選手の放ったシュートをビッグセーブ!機運が高まった水戸は、スコアレスドローで前半を折り返します。 そして後半8分、MF前田椋介選手のミドルシュートのこぼれ球をMF椿直紀選手が中央にクロスを入れると、エースストライカーのFW木下康介選手がヘッドで合わせて先制点を獲得!

その後、鹿島は次々と選手交代し、ギアを上げて波状攻撃を仕掛けてきましたが、水戸は堅守で耐え凌ぎ、鹿島のシュートはゴールポストに当たるなど運も味方。そして終了のホイッスルが鳴り響くと、選手らはガッツポーズを掲げて歓喜。16回目にして敵地で歴史的勝利を収めました!

秋葉忠宏監督は「クラブにとって大きな一歩で、歴史を変えるに値する素晴らしい出来事。非常にいい成功体験が出来きました」と喜ぶと共に、「この勝利に浮かれることなく、リーグ戦に向けて準備したいです」と引き締めていました。

秋葉忠宏監督コメント


「我々の歴史を変える瞬間を見るために、たくさんの水戸のファミリーやサポーターが駆け付けてくれて、『何が何でも鹿島に勝つんだ』と色んな人の思いや魂が最後の所で出ました。16回目で初めてプレシーズンマッチに勝ったことはクラブにとって大きな一歩で、歴史を変えるに値する素晴らしい出来事。鹿島が我々の力を引き出してくれて、非常にいい成功体験が出来たと思います。 選手たちに伝えたことは、『ジャイアントキリングを起こすためには、勇敢にプレーしないといけない』ということ。全て出し切ろうと、強気に、アグレッシブに、超攻撃的にプレーしてくれたことがこの結果につながったと思っています。ただ、一つ勘違いしてはいけないことは、まだ我々は公式戦で勝ち点3を取っていないということ。浮かれることなく、まして、コロナ禍の中、最後の最後まで気を緩めることなく、過信することなく、最後まで最高の準備をして、またこういう試合ができるように選手たちとやっていきたいと思います」

FW15・木下康介選手コメント


「プレシーズンなのでもちろん公式戦ではないのですが、水戸としては16回やって一回も勝っていないと聞いていました。もちろん練習試合ではありますが、そこは監督、チーム同じ方向を向いて勝ちに向かっていこうとしていました。椿(直起)からいいボールが上がってきた時、本当に瞬間的にイメージが出来て、その通りに頭に当てるだけでした。鹿島はビッグクラブなので自信に繋がります。チームとしても開幕戦に勢いに乗れるかなと思います。個人的にもチームとしても素晴らしい結果となりました。 今季はゴール、数字をこれからも残していきたいです。改善点としては前半にボールを握れない時間帯があって、ああいう時にFWがボールを収めて時間を作れたら良かったです。次に活かしたいと思います」

GK41・中山開帆選手コメント


「チームとしてまだプレシーズンマッチで鹿島さんに勝ったことがありませんでした。今回はチーム内だけでなく、スポンサーの方や色んな協力してくださった方がいる中での試合なので、チームとしては絶対に勝ちに行くという強い気持ちがありました。個人としては8年目で年齢的にも若くないですし、今年も素晴らしい年下のGKも入ってきました。今回はスタメンで出られるということで、今日がラストの試合という感覚で、サッカー人生を懸ける気持ちで挑んだ試合でした。PKは運の要素も強いので、そこは後ろにいたサポーターだったり、そういった気持が乗り移った結果、あのストップにつながったのかなと思います。相手のコースも良くなかったので、冷静に対応できました。 昨年はいい試合しながら最後取られて、勝ち点3、1を失うことが多くありました。リーグ戦という長い目で見た時、上手く勝ちを狙いにいくのですが、引き分けも視野に入れた戦い方もあります。キャンプからチャレンジしてきた守備で、今回は勝ちにつながって良かったです。公式戦でも自分達で表現出来るようになれば、リーグ戦の結果もついてくると思います」

昨シーズンはJ1から4チームが降格。今季は例年以上に厳しい群雄割拠のリーグ戦が待ち受けています。 歴史的な白星を勢いに変え、アグレッシブ、獰猛、超攻撃的なサッカーで魅せてくれることでしょう!


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