ホーリーホックリポート
2023年03月30日(木)
井上怜選手 インタビュー
井上怜選手 インタビュー選手
【プロフィール】
井上 怜(いのうえ れん)
水戸ホーリーホック MF 背番号14
●2001年1月18日生まれ
出身地 千葉県
身長/体重 166cm/61kg
血液型 A
利き足 左
加入歴 1年目
経歴 ヴィヴァイオ船橋S.Cジュニア→ヴィヴァイオ船橋S.Cジュニアユース→市立船橋高→東洋大学
井上怜選手 インタビュー選手

幼い頃からドリブラーの才能を開花!
強豪校でひたすら高みを目指した学生時代

井上怜選手は鋭い高速ドリブルで局面を打開して、決定機を演出する期待の大卒ルーキー。そんな井上選手がサッカーを始めたのは、小学1年生の頃。体操やテニスなど様々なスポーツにチャレンジしていましたが、仲良しの友人と一緒に地元の少年団に入ったことがきっかけでした。 たちまち才能を開花させると、4年生の時から得意のドリブルを活かせる地元のクラブチームに入団。レベルの高い選手とリフティングやドリブルの技術差を縮めるため、父親のスパルタ指導のもと、毎日夜10時頃まで自主練習を重ねました。6年生の頃にはリフティングは「時間があれば無限に出来る」ほど上達し、着々と自身のスタイルを磨き上げていきました。 この頃から既にプロ選手になることを心に決めていた井上選手。より高みを目指して同じクラブのジュニアユースチームに進むと、他の追随を許さぬドリブラーとして絶対的な選手へと成長していきます。そして千葉県屈指の中学生ドリブラーとして注目を浴びるまでになり、全国常連校の強豪・市立船橋高校へと進学しました。

ここでも井上選手は高1の頃からAチームに所属。そして強豪校の強度の高い練習や当たり負けしない肉体改造に取り組んだ結果、高2で主力選手に抜擢されます。また、当時の高校選抜にも2年生で唯一選出され、国際大会での優勝に貢献。年代別日本代表にも度々招集されていきました。 そんな中、Jクラブの練習参加を重ねて好感触を得るも、力不足を実感した井上選手。更に実力をつけてからプロになろうと、多くのJリーガーを輩出している東洋大学の門を叩きます。 「大学時代は、怪我による長期離脱や出場機会に恵まれない時期もありましたが、人間的な成長もできました。この選択は間違っていなかったなと思います」と当時を振り返ります。 そして昨年8月に出場したエリートリーグ・栃木SC戦で見事得点を決め、大勢の水戸サポーターに強烈なインパクトを与えるとともに、念願のプロ選手の座を掴み取ったのでした。


誰にも負けない武器をつくる。
そして目標を決して見失わず突き進む

そんな井上選手がプロを目指す子どもたちに伝えたいのは「誰にも負けない武器をつくる」こと。 「『自分にはこれがある』という特徴をつくることが大事。そうすればどんな時も目標を見失うことはない。自信をなくしそうな時も、そこに逃げられたりすると思います」 そして「プロになる目標を見失わないこと」の大切さも強調します。 「感情がネガティブになっても、たとえ試合に出られなくなったとしても、プロになれない訳ではない。目標を見失わなければ、感情もやがて上向きになっていくと思います」と自身の経験を踏まえて語ってくれました。 ちなみにドリブラーになるには、幼少期に色んなパターンのドリブルの映像やプロの試合を参考にして、自ら実践することが大事だという井上選手。「僕自身、柏レイソルの練習や試合、ドリブルのDVDをよく観ていました。ドリブルは、あくまでも点を獲るためのドリブル。色んなパターンを知って、引き出しを増やすこと。プロになった後にもつながります」とアドバイスしてくれました。


愛犬とサウナで癒されるオフの日。
今後は高萩観光も計画中

初めて茨城に住むことになった井上選手のオフの主な過ごし方は、スマホの壁紙にしているほど可愛がっている愛犬のいちごちゃん(チワワとプードルのMIX・15歳)と戯れること。 「小学校の頃、犬が飼いたくて、『試合で9点を取ったら』と親と約束を交わしたんです。でも頑張って8点まで取ったところで監督に交代させられてしまって… あと1点足りなかったのですが、親からOKを貰って家族になった愛犬です。すごく可愛いんですよ。もう結構な年齢なので、会えるときに会っておきたくて」とオフの日は実家に直行しているそうです。 また、ブームになる以前の学生時代から足繁く通うサウナは、心身のリラックスタイムに欠かせないスポット。体調管理はもちろん、「頭がスッキリしてポジティブになれる」とメンタル面でも効果があるそうで、今でも週2、3日は訪れるのだとか。 そして今年、高萩市のホームタウンPR大使に就任したことで、同市の高戸小浜海岸や高萩海水浴場、花貫渓谷などの名所にも興味津々の様子。 「夏は高萩の海に行ってみたいですね。それと花貫渓谷も。秋の紅葉の時期、自然と一体になった汐見滝吊り橋の景色も見てみたいです」と高萩での観光を計画しているといいます。 「自分がボールを持ったら、見ている人たちが立ち上がってしまうようなプレーをガンガンしていきたい」とプロ1年目を挑んでいる井上選手。単独で局面を打開してチームを勝利に導く姿をスタジアムで見届けましょう!


バックナンバー

Vol.118 2024Jリーグ開幕直前!
水戸ホーリーホック密着レポート

Vol.117 開幕直前!沖縄キャンプレポート2024

Vol.116 「2024シーズン新体制発表イベント」レポート

Vol.115 2023シーズンオフ チーム活動レポート

Vol.114 2023シーズン最終節観戦レポート

Vol.113 2023シーズン最終節直前レポート

Vol.112 長井一真選手 インタビュー

Vol.111 草野侑己選手 インタビュー

Vol.110 松田佳大選手 インタビュー

Vol.109 JX金属サンクスマッチ
今年も日立で開催!

Vol.108 春名竜聖選手 インタビュー

Vol.107 寺沼星文選手 インタビュー

Vol.106 前田椋介選手 インタビュー

Vol.105 田辺陽太選手 インタビュー

Vol.104 井上怜選手 インタビュー

Vol.103 いばらきサッカーフェスティバル2023 マッチレポート

Vol.102  開幕直前!2023沖縄キャンプレポート

Vol.101 「2023新体制発表会」イベントレポート

Vol.100 2023シーズン新監督・新加入選手記者会見

Vol.99 アツマーレから選手たちの公開自主練習をレポート

Vol.98 キャプテン新里涼選手と振り返る2022シーズン

Vol.97 楠本卓海選手 インタビュー

Vol.96 県北6市町 ホームタウン追加決定記者会見

Vol.95 梅田魁人選手 インタビュー

Vol.94 後藤田亘輝選手 インタビュー

Vol.93 髙岸憲伸選手 インタビュー

Vol.92 山田奈央選手 インタビュー

Vol.91 杉浦文哉選手 インタビュー

Vol.90 松田隼風選手 インタビュー

Vol.89 茂木秀選手 インタビュー

Vol.88 いばらきサッカーフェスティバル2022 鹿島アントラーズ戦レポート!

Vol.87 アツマーレ入学式&新加入選手紹介!

Vol.86 秋葉忠宏監督 インタビュー

Vol.85 黒石貴哉選手 インタビュー

Vol.84 中里崇宏選手 インタビュー

Vol.83 藤尾翔太選手 インタビュー

Vol.82 中山開帆選手 インタビュー

Vol.81 大崎航詩選手 インタビュー

Vol.80 新里涼選手 インタビュー

Vol.79 安藤瑞季選手 インタビュー

Vol.78 タビナス・ジェファーソン選手 インタビュー

Vol.77 2021シーズン、革新!!

Vol.76 平田海斗選手 インタビュー

ログイン

ゲストさん こんばんは
ログイン 新規会員登録
※消費税総額表示の義務化に伴い、当サイト内に記載している価格も総額(税込)表示をおこなうように随時切替え・更新をしております。そのため、切替え期間中は「税抜価格」表記と「税込価格」表記が混在する可能性がございます。ご利用の際は予め店舗様へのご確認をおすすめいたします。

ご掲載中の店舗様へ

どこでもいばナビ

いばナビ!ケータイ版QRコード

掲載ご希望の店舗様へ

かえっぺのLINEスタンプ