春名 竜聖(はるな りゅうせい)
水戸ホーリーホック GK 背番号33
●2004年5月1日生まれ
出身地 兵庫県
身長/体重 183cm/80kg
血液型 B
利き足 右
加入歴 1年目
経歴 江井ヶ島イレブン →セレッソ大阪西U-15 →セレッソ大阪U-18 →セレッソ大阪(2種登録)
小学生時代はフィールドとGKの二刀流
年代別日本代表や強豪Jクラブで活躍
状況に応じた冷静沈着なプレーでゴールマウスを守り、得意のビルドアップでチームに攻撃のリズムを生み出す、攻守を兼ね備えた新進気鋭のゴールキーパー。今年加入1年目ながら、すでに多くのサポーターにその特徴を印象づけている春名竜聖選手。 出身は兵庫県。3歳の時にボールを蹴り始め、物心がつく頃にはサッカーと共に歩む日々を過ごしていました。 小学生時代は、フィールドプレーヤーとキーパーの二刀流。小学1年生から地元のクラブに入ると、フィールドプレーヤーとして全てのポジションを経験しながらプレーの幅を拡げていきます。そして小学3年生になると、なんと3学年上のチームでキーパーを兼任していました。 当時を「5歳上の兄のシュートをいつも受けていた影響もあります」と話す春名選手。 徐々にキーパーというポジションの魅力に惹かれ、小学5年生で初めて県トレセンに選出されるとその才能が更に開花。オファーを受けて、セレッソ大阪の下部組織に入団しました。
セレッソ大阪西U-15では、日本クラブユースサッカー選手権(U-15)で1年生ながら3年生の試合に抜擢されると、2年生時にも一学年上のチームで出場を続け、着実に実力を身につけていきました。 「中学世代の空気感を1年生から経験出来たことが大きかったと思います」 春名選手は、この時期をそう振り返ります。 そのままセレッソ大阪ユースに昇格した春。ここで、誰もが思いもよらなかった事態に直面します。新型コロナウイルスの感染が世界中で蔓延し、チームの練習やリーグ戦が中断となってしまったのです。 それでも、サッカーが思うように出来ない中、近所の公園で毎日7、8時間の自主練習を続けていたという春名選手。「自分の持ち味であるキックの精度を高めることが出来ました」と話すように、逆境をチャンスに変えようと、ひたすら努力を続けました。 コロナによる混乱で多くの制限を強いられた状況にあって、中学3年生の時から召集された年代別日本代表で、そして在籍するチームでプロ入りを目指して猛アピールを続けた結果、その実力と実績の両方が評価され、高卒でJリーガーとなる夢を果たしたのでした。
サッカーを最優先して自分の夢を貫く!
足元の技術を自主練で身につけよう!
「僕自身、これまでずっとサッカー一本でやって来ました。周囲の意見や声に負けずに、自分の夢や目標を優先して高く意識を持つことが大事です」 幼い頃からプロを目指していた春名選手は、自分の夢や目標を最優先して貫く重要性を説いています。 また、ゴールキーパーは守備だけでなく、攻撃の起点になることも多いポジション。春名選手は、全体練習でゴールキーパーコーチから学ぶだけでなく、更に自分自身で足元の技術を磨くことも必要だと語ります。 「チームの練習だけでは時間が足りず、なかなか足元の技術までは身につけられないと思います。今はYouTubeなどの動画サイトでドリブルや色んな技術を学ぶことも出来ますから、それを参考にしながら自主練をするのが効果的だと思います」とアドバイスしています。
オフは海外のアクション映画でリラックス♪
いつか海で釣った魚を堪能してみたい!
現在、プロ一年目の生活を茨城の地で過ごす春名選手。オフの過ごし方を尋ねると、『真面目すぎず、時には思いっ切りサッカーから離れることもリラックス方法の一つ』と捉えて、全く関係のない遊びを楽しみながら羽根を伸ばすこともしばしばなのだとか。 その一つが映画鑑賞で「海外のアクション系の作品が好き。最近見た映画では『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』が面白かったです」と自身の推しをおすすめします。 また、これから挑戦してみたいと言うのが海釣り。 いつか船に乗って海釣りをして、釣った魚を捌いて刺し身などで食べてみたいのだそうです。
今年、U-20W杯日本代表やJ2リーグの舞台での経験を積み重ね、急成長を遂げている春名選手。 「勝利を貪欲に目指して、がむしゃらにボールを追うのが水戸ホーリーホックの特徴。見ていてワクワクするような試合をしたいです」と今後への意気込みを語ってくれました。 ゴールを守り切る鉄壁のシュートストップ、相手の意表を突く鋭いビルドアップで最後方からチームを支える春名選手。そしてフィールドで躍動する選手たちの熱いプレーの数々に、この夏、スタジアムで大きな声援を!
水戸ホーリーホック公式サイト
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