松原修平選手 インタビュー
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【プロフィール】松原 修平(まつばら しゅうへい) 水戸ホーリーホック GK 背番号21
才能を開花させた少年時代、そして憧れのクラブへ
もともと体格に恵まれていた松原修平選手は、小学2年の夏ごろから本格的にゴールキーパーとしてプレー。当時は3・4年生のカテゴリーでゴールマウスを守り、チームの勝利に貢献。早くからその才能の片鱗を見せていました。
当時の函館市では5年生以上が市の選抜チーム「函館シーガル」の候補となるのが通例でしたが、松原選手は異例の4年生でメンバー入り。6年生になると、北海道選抜にも名を連ねました。
仲間でありライバルでもある選抜メンバーと切磋琢磨しながら、道外遠征や全国大会への出場も経験します。
ただ、その舞台で初めて“全国の壁”を思い知らされることになります。
「静岡とか、神奈川の強豪チームと対戦してボロ負けし、まったく歯が立たなかったんです。函館みたいな小さな街の人間が道外に出ると、何もできないんだなと痛感しました。挫折というより、全国レベルにはこんなに差があるんだと実感させられましたね」
それでも、気持ちが折れることはありませんでした。
“上には上がいる”という現実に目を向け、さらに上を目指す覚悟を決めた松原選手。札幌への引っ越しをきっかけに、幼い頃から憧れていたコンサドーレ札幌のジュニアユースに加入し、自らの才能をさらに磨いていきます。
