地質標本館
チシツヒョウホンカン
地質から地球の歴史を学ぶ!国内唯一の地学専門の総合博物館
4.8 ★★★★ ☆ 総数38 (8件)
地質標本館では、岩石・鉱物・化石などに関する展示を無料で見学できます。骨格標本や地質図、生物の進化や郷土の地質などの展示により地球の歴史がわかりやすく解説されています。また陸域や、海域の鉱物資源および海洋・湖の地球環境との関わりについて知ることができる展示室など、楽しく地球の歴史を学ぶことができます。
※掲載画像は、以下のサイトを利用して作成しています。 産総研地質調査総合センター、地質標本館、(https://www.gsj.jp/Muse/)、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス表示2.1 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/)
新第三紀に北太平洋の沿岸地域に生息していたホ乳類デスモスチルスの化石(レプリカ)
おすすめポイント・メニュー
◇入館料:無料
◇第一展示室には日本列島の大型地質模型(34万分の1)が展示されています。
◇第四展示室では、岩石・鉱物・化石の分類展示があり、自然金や大きなダイヤモンドの原石なども見ることができます。
基本情報
| 住所 | 〒305-0046 茨城県つくば市東1-1-1 |
|---|---|
| アクセス | 常磐自動車道「桜土浦IC」から10分 |
| 電話番号 |
029-861-3750 |
| 営業時間 |
9:30 ~ 16:30 |
| 定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
| 駐車場 | 有り |
| ホームページ | ホームページはこちらから |
アクセス
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最新クチコミ
メタボン
投稿日:2026年08月28日
今月中旬の平日午後に再訪すると、夏休みということもあってか、親子連れ家族などでかなり賑わっています。ちょうど、特別展「第四紀 過去・現在・未来をつなぐ地質時代」という展示が開催中でした。「第四紀」と言うのは約260万年前から現在にかけての地質時代を指す名称とのことで、約260万年前から約1万2千年前までの「更新世」と、それ以降から現在までの「完新世」に二分されているとのこと。かつて学校では、「洪積台地」ができた時代「洪積世」と、「沖積平野」ができた時代「沖積世」を習ったものでしたが(私も長らくそう憶えた)、今の学校教育ではこれらの用語は廃止され「更新世」「完新世」に取って代わられていることを、遅ればせながら初めて知りました。新生代最後の地質時代でかつ人類史とも重なる第四紀は、とても興味深い研究対象のようで、多方面(人類学・考古学・地理学・地球物理学等々)の研究者が集う学際的な学会「日本第四紀学会」を起ち上げて活動しているそうです(今年で学会創立70周年とのこと)。展示で興味深かったのは「令和6年能登半島地震」に関するもので、輪島市の海岸で最大4mもの陸地隆起が認められたという話題。当時の地震のエネルギーの大きさを実感するとともに、段丘などの地形ができるというのは、こういう事象の連綿たる繰り返しの結果なのだなぁと改めて感じたものです。
とうもろこし
投稿日:2026年08月18日
子供がマイクラにはまっているので石の色々な種類を見ることができたらと思い初訪問。 宝石や地層、地震の影響など見る所盛りだくさんでした。
メタボン
投稿日:2026年06月28日
先月5月末に再訪しました。前回初訪時は企画展・特別展を主に観ていたので、今回は専ら常設展示を観て回りました。世界最古の岩石・恐竜の足跡・日本特有の絶滅哺乳類デスモスチルス等を展示する第1展示室、鉱物資源を展示する第2展示室、地震・火山噴火・地熱資源等の地質現象を展示する第3展示室、岩石・鉱物・化石標本を展示する第4展示室があります。その中で個人的に興味を持ったのは第4展示室で、各都道府県を象徴する岩石・鉱物・化石や日本を象徴する岩石(国石)が、関係学会(日本地質学会や日本鉱物科学会)によって決定されており、その多くの標本が観られることでした。茨城県の場合、県の岩石は「花崗岩(御影石)」。これは建材として有名な「稲田石」や墓石材で知られる「真壁石」がその例なので納得です。しかし県の鉱物は「リチア電気石(リチウム・ペグマタイト)」(常陸太田市・妙見山中腹)という初耳のもの。リチウムイオン電池で知られる元素・リチウムが多く含まれるのだそうで、全国でも3ヵ所(他は岩手県崎浜と福岡県長垂)しか知られていない貴重なものだそう。さらに県の化石は「ステゴロフォドン」なる切歯(牙)を4本持つゾウ類だそうで、新生代中新世~鮮新世に南アジアから日本にかけて生息していたらしい。切歯を含む頭部がほぼ完全に残っていた点で重要なのだそう。いっぽう、日本の石(国石)は「翡翠(ひすい輝石・ひすい輝石岩)」に決定(2016年)されているとか。縄文期の約7,000年前から宝飾品として利用されており、世界最古の翡翠文化発祥の地であると考えられていることが選定理由のようです。なお「翡翠」は新潟県の岩石にもなっているとか。他の都道府県の岩石・鉱物等の標本も、それぞれの背景を知ることができ、とても興味深かったです。