木内酒造 手造りビール工房

本来の正月すなわち1月も末近くですが、こちらのメーカーの冬季限定醸造銘柄・常陸野ネストビール「賀正エール2024」が、スーパーのディスカウントセールにかかっていたので購入してみました。製造年月は昨年11月。ラベルによれば「最高級麦芽をふんだんに用い、バニラやコリアンダーのスパイスを加えて醸造した、華やかで芳醇な風味を醸しだすビール」とか。バニラやコリアンダー以外にオレンジピール、シナモン、ナツメグも使われています。アルコール度数8%と強めですが、仄かな甘味と香りも良く美味しかったです。

イオン古河店で、常陸野ネストビールの「フラワーセッション(ローズ＆ハイビスカスローゼル)」と言う目新しい銘柄を見かけたので購入。もともとは今年のバレンタインデー向けに１月から数量限定で発売したもののよう(購入した瓶のラベルも確かに製造年月が今年１月)。ラベルによれば「ホップとローズの華やかでフローラルなアロマに、茨城県石岡市産のハイビスカスローゼルを使った爽やかな酸味、軽やかな飲み口が特徴」のものだそうです。ローズやハイビスカス使用のためか赤色で、アルコール度数4%とやや軽め、香りも味わいも独特で、ちょっと趣の変わった酒類として愉しめます。

プルシェつくばキュート店で、常陸野ネストビールの「ニッポニア」と言う目新しい銘柄を見かけたので、以前に購入した「塩梅エール」とともに購入しました。ニッポニアはここのビールでは最上位のようで、ラベル説明に拠れば、県産金子ゴールデン麦芽に日本酒用の酒米(山田錦)、国産ホップを用いたオールジャパン製品ゆえ、ニッポニアと名付けられたようです。アルコール度数6%で、米の旨味を味わえる珍しいビールかと。塩梅エールは国産青梅に藻塩を加えているので、酸味に加え塩辛味も感じられる夏向けのビールと言えます。

こちらの酒蔵の代表銘柄の清酒「菊盛」にはいろいろバリエーションがあるようです。春の季節限定酒である「純米吟醸本生酒・春待月」が、道の駅・しもつまで販売されてたので、1本購入しました。要冷蔵の生酒で、日本酒度－1と口あたりは甘口。香り・米の味わいともに良く、普段遣いと言うよりは特別な日に開ける酒のようです。

つくば市の美酒堂イーアスつくば店で、常陸野ネストビールの季節限定銘柄「フレッシュホップス」と、ちょっと珍しい「赤米エール」「エスプレッソスタウト」と言う銘柄があったので、家呑み用として試みに購入しました。フレッシュホップスは国産麦芽と国産生ホップを主に使用した季節限定品で、アルコール度数は4.5%と軽めで、爽やかなホップの香りと苦味が良いです。赤米エールは古代米の赤米(朝紫)を仕込んだという米のエールビールで赤っぽい。度数7%とやや高めですが、苦味は弱めで呑みやすい感じ。エスプレッソスタウトは深煎り珈琲豆を加えて醸造したとかで、珈琲の香りと苦味・酸味が強く、アルコール度数も7%と高めで濃厚な感じ。今回購入した中では一番美味しいかな。

守谷市のカスミイオンタウン守谷店で、常陸野ネストビールの「塩梅エール」と言う銘柄とカスミ限定・数量限定の「カスミラガー」と言う銘柄があったので試みに購入しました。塩梅エールは国産青梅と藻塩を加えたエールとのことで、梅の爽やかな酸味が感じられます。アルコール度数も7.5%とかなり高め。他方、カスミラガーは那珂市産の「金子ゴールデン」という麦を使用しており、茨城発のビールであることを強調しています。アルコール度数は4.5%とやや低め。飲み口はフルーティでなかなかの味わいです。

常総市のきぬの湯・物産館で、常陸野ネストビールの「だいだい」と言うIPAがあったので購入してみました。「だいだい」は筑波山周辺で栽培されている福来みかんで、その果汁などを加えているため、柑橘系の香りとわずかな酸味が特徴とのこと。アルコール度数は6%とやや高め。ビール瓶を振り混ぜると福来みかん由来の細かい砕片が舞い上がります。IPAらしく赤みがかった琥珀色で、なかなかの味わいです。

こちらの地ビール・クラフトビールの常陸野ネストビールで「ノン・エール」と言うのをスーパーで見かけたので330mL瓶で購入してみました。麦芽とホップのみを原料に醸造した、低アルコール(0.3%)のビールテイスト飲料とのこと。エールビールらしく琥珀色、香り豊かで味わいもそこそこですが、アルコール度数が低いので、ここの銘柄の中ではおそらく一番廉価で良いです(ノンアルコールでないことに注意すべきですが)。

第3回天満天神梅酒大会(2009年)で第1位になった「木内梅酒」の原酒をスーパーで購入しました。以前に購入したしゅわしゅわ発泡梅酒と同様、茨城県産の梅を使用していますが、アルコール度数は14.5%。常陸野ネストビールを蒸留したスピリッツを使用し、また果糖も加えているのでたいへん甘いです。食前や寝酒としてちょっとずつ味わっています。