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2024.08.06

水戸ホーリーホック30周年記念イベント ~後編~

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第四部 2019-2024 未来に立ち向かえ

躍進した2019年。コロナ禍から降格危機の苦難を乗り越える

トークリレーの最後は、2019年から在籍する村田航一キャプテン、2018年~2019年に在籍し、2024年も水戸に戻りプレーする黒川淳史選手、『バンディエラ』本間選手の3人が、クラブ史上最高順位を記録した2019年とその後のコロナ禍、そして現在について語りました。

 

勝ち点と得失点差に並びながらも総得点わずか1ゴール差でプレーオフに届かず、最終節後の瀧澤修平選手のヒーローインタビューが涙を誘った2019年。

第四部には「あの2019年」を経験した現役メンバーが登壇

2019年J2 第42節(水戸1-0岡山)DF瀧澤選手のゴールでプレーオフ進出に手を掛けた水戸だが、僅か得点1差及ばず涙を飲んだ

 

「最終節の岡山戦のスタジアムは忘れられない。水戸史上最高の雰囲気でした。あれを越えたいなという思いです」と言葉に力を込める本間選手。

当時大卒ルーキーだった村田選手は「僕もあの景色をもう一度観たいと思ってサッカーをやっています。プロ一年目の年の喜びもあり、ユニークで素晴らしい先輩達がたくさんいらっしゃって、怒られたりもしたけれど、楽しい経験ができました」と語り、黒川選手は「当時は小僧だったのですが、皆さんに助けてもらって活躍できたと思います」と振り返ります。

長谷部茂利監督(現アビスパ福岡監督)の指揮のもとクラブ史上最高の7位に躍進した選手たち

ホームで行われた最終節には8,575人もの大観衆が詰めかけスタジアムを揺らした

 

 

気持ちを新たに、再びプレーオフ進出を目指した翌年2020年。世界中で猛威を振るった新型コロナの流行が国内にも広がると、その影響でリーグ戦の中断、応援の中止などを余儀なくされた異例の時期。

 「無観客は特にきつかった。いつまで続くのか、また元に戻るのか分からず、毎回練習試合をしているようで面白くなかった」と本間選手。

 

「選手からも『サッカーやっている場合か?』という疑問の声が出て、僕自身もサッカー選手の存在意義を考えたり、無力感も感じた」と話すのは村田選手。再開した時には「サッカーをやれるのは当たり前じゃないと感じられました。振り返れば、自分の源になるような時間になったと思います」と心境の変化がありました。

コロナ禍の心境について語る様子

 

そして現在。2015年以来の降格の危機に瀕しているチームは『J2残留』を最大のミッションとして残り13試合を戦います。

 

今回のイベントを冒頭から見ていた村田選手は「自分達が長い歴史の一端を担っていると感じましたし、絶対に水戸を降格させてはいけないと感じました。ここから上にあがっていきたいという気持ちが改めて沸きました」と意気込みを語ります。

J2残留への思いを語る、村田航一選手

 

また終盤戦のキーマンとして期待される黒川選手は「今季はこれから巻き返し、J2に残留したいです。水戸はこれから2019年を越えるシーズンを過ごさなければいけないですし、絶対にできると思います。『2024年があったからこそ、水戸が良くなった』と言われるようなシーズンにしていきたいと思います」と決意を口にします。

終盤戦のキーマンとして期待される黒川淳史選手

 

ミスター・ホーリーホックの本間選手は「30年という長さと重さと、繋いできてくれた人達に感謝の想いが更に沸きました。皆さんの力は本当に大きいので、これからもともにクラブと歩んでくれたら幸せです。これからもよろしくお願いします」と周囲への感謝を述べました。

(写真左から)本間幸司選手、村田航一選手、黒川淳史選手