水戸vs鹿島 2025Jリーグプレシーズンマッチレポート
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Jリーグ開幕前の前哨戦となる水戸ホーリーホックvs鹿島アントラーズのプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル2025」が2月1日(土)、ケーズデンキスタジアム水戸で開催されました。今回はその試合の様子をお届けします!
『鹿島戦で見えた水戸の手応え』期待感高まる2025プレシーズン

今年で19回目となる茨城ダービー戦に1万505人の大声援
(写真)1万人を超える観客がスタンドを埋め両チームへの期待の高さが示された
茨城のサッカーファン待望のダービー戦当日は、強い寒気で気温は低いながらもホーリーブルーのような快晴が広がる絶好のサッカー日和。 プレシーズンマッチは毎年、水戸と鹿島のスタジアムを交互して行われ、今年はケーズデンキスタジアム水戸で開催。過去最高となる1万505人の観客が詰めかけ、最高潮の熱気を帯びた試合となりました。
ホーム開催となった水戸は、新キャプテンに就任した守護神の松原修平選手とCBの牛澤健選手をはじめ、今季から移籍加入のSB大森渚生選手、MF津久井匠海選手や、大卒ルーキーのボランチ・川上航立選手、CBの板倉健太選手、昨年特別指定選手としても活躍したMF山本隼大選手らが名を連ね、沖縄キャンプ最後のトレーニングマッチFC琉球戦でアピールに成功した若手中心のメンバーがスタメン入りをしました。

水戸のスターティングイレブン。各ポジションに新戦力も投入された

(前列左から)川上、山﨑、津久井、大森、草野
(後列左から)松原、板倉、山本、村田、久保、牛澤

鹿島のスターティングイレブン。伝統の4-4-2にJ1でも屈指の戦力が並ぶ

(前列左から)柴崎、田川、知念、濃野、荒木、安西
(後列左から)植田、関川、早川、レオ・セアラ、鈴木
一方の鹿島は、1993~1997年、1999年と黎明期に選手としてチームに在籍し、監督となってからは川崎フロンターレに8年で7冠ものタイトルをもたらした名将・鬼木達新監督が新たに就任。今季はファミリー一丸となってナンバーワンを目指す「Football Dream ONE」をスローガンに掲げ、9シーズン振りにタイトル奪還を狙います。
その鹿島は、新チームの主力候補である豪華メンバーがラインナップ。
注目の新加入選手である昨年J1得点ランキング2位のレオ・セアラ選手、同5位の絶対的エース・鈴木優磨選手が2トップを組み、昨年のJ1ベストイレブンに選出された右サイドバックの濃野公人選手やボランチの知念慶選手、パリ五輪で活躍した荒木遼太郎選手、DFラインを統率する植田直通選手など海外クラブ経験者や元日本代表などが揃うタレント集団を、2年連続で主将を務める柴崎岳選手が牽引します。