多田圭佑選手 インタビュー
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【プロフィール】 多田圭佑(ただ けいすけ) 水戸ホーリーホック FW背番号25 ●2002年9月27日生まれ [出身地] 茨城県日立市 [身長/体重] 175cm/72kg [血液型] AB [利き足] 右 [加入歴] 1年目 [経歴] 坂本サッカースポーツ少年団 → 日立市立坂本中学校 → 矢板中央高校 → 立正大学

サッカーは楽しみ続けることでどんどん上手くなる!止める・蹴るを身につけ自分の武器を伸ばそう
多田選手からプロサッカー選手を目指す同郷の子どもたちに贈るアドバイスは『サッカーを楽しむこと』そして『継続が大事』ということ。
「自分自身、上手くいかない時、マイナスなことを言われたりする時は、サッカーを楽しめず、キツい時もあります。マインドが下がっていると、いいプレーが出来なくて、ボールを受けるのも嫌になってしまう。でも、サッカーを楽しんでいる時は、ボールを受けたいし、ゴールも決まって、のびのびやれる。やっぱり、サッカーは楽しまないと上手くならないなと思います」
また、人工芝でのトレーニングや試合が多い大学サッカーとは違い、プロは全て天然芝。トラップやパスなどボールの感覚の違いから、最初は戸惑いもあったという多田選手。止める・蹴るの部分でチームに置いていかれている感覚があって、最初はしんどさを感じていました。しかし、練習でその課題を意識していたら、自然と出来るようになって、サッカーが再び楽しめるようになったといいます。「嫌になっている元の部分を見つめ直して、練習で取り組むことが大事」と自信の経験に重ねます。
楽しめない原因を探り、それを練習でコツコツと改善する。それを“継続”していくことがプロになるためには必要なのだそうです。

もし幼い頃に戻れるとしたら、技術面に関して取り組んでおきたいことは?
この質問に、多田選手は『止める・蹴る』と即答。絶対にやっておいた方がいいといいます。「もし、ドリブルが武器だとしたら、一回ボールを受けてからドリブルする。そこで正確にトラップ出来ないと、自分の武器も発揮できない。止める・蹴るの技術に尽きると思う」と力を込めます。
また、プロになるために絶対に必要な『自分の武器』の見つけ方を聞いてみると「サッカーをやっている時に楽しい瞬間が必ずあると思います。なぜ楽しいのか?が分かれば、それが自分の武器。『アシストしたら楽しい』だとしたら、クロス、ラストパスを磨くこと。楽しさの元が武器になりますよ」とアドバイスします。