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2024.09.19

久保征一郎選手 インタビュー

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久保征一郎選手 インタビュー

【プロフィール】 久保征一郎(くぼ せいいちろう) 水戸ホーリーホック FW背番号22 ●2001年6月22日生まれ [出身地] 鹿児島県 [身長/体重] 186cm/80kg [血液型] A [利き足] 右 [加入歴] 2年目 [経歴] 太陽SC鹿児島U-12 → 太陽SC鹿児島U-15 → FC東京U-18 → 法政大学

プロを目指す子どもたちへメッセージ

サッカーに出会った5歳の頃は「ただただ、楽しみながらボールを追いかけていた」という久保選手。

 

「多くの選手も言っていますが、サッカーを楽しむ気持ちを忘れないこと。僕自身、その時々の楽しさがあったから、ここまで続けてこられました」と語ります。

 

プロを目指す子どもたちへは、得意なプレーや自分の特徴を早めに見つけてほしいとアドバイス。また、ストライカーとして活躍するには、苦手を無くしてどんな形からでもフィニッシュできるようにすることが大切だと続けます。

 

「どんな体勢や状況でも得点できるように、右足だけでなく左足でも決められるように練習しています。たとえ苦手でも、“それをできたらもっと楽しくプレーできる”と前向きに考えてみては。そういう単純なことから始めてみて欲しいです」

 

その成果が表れたのが、今季第28節・群馬戦での左足ゴール。元々右利きの久保選手ですが、小学生時代に左足で蹴れないことを指摘され、反骨心から猛練習。鏡でフォームをチェックしながら反復練習を重ね、次第に両足を自在に使いこなせるようになったといいます。

 

そしてもうひとつのお薦めは、プレー動画でイメージやアイデアをストックすること。

 

「僕は幼い頃から父が借りてきてくれたスーパーゴール集を繰り返し観て、イメージを膨らませたり、アイデアを取り入れていました。それを真似して実践するうちに自然と身についた感覚が、今もプレーに生きています」

 

それを象徴するのが、第2節・甲府戦でのスーパーボレーシュート。
「2011年のAFCアジアカップ決勝で李忠成選手が決めたボレーシュートを、何度も父と練習した記憶があります。あの経験があったから、自然に体が動いてプロ初得点が取れたのかもしれません」

 

夫婦共通の趣味はディズニーリゾート! 休日は大洗で水族館や海鮮料理を満喫

今年7月にめでたく入籍を発表した久保選手。結婚後としては初ゴールとなった8月25日の群馬戦で、左手の薬指にキラリと輝く結婚指輪にキスをするパフォーマンスを披露していたことは記憶に新しいところです。

 

新婚生活を満喫中の久保選手のオフの過ごし方は、もちろん愛する奥様とのデート。海鮮料理が好きな奥様と大洗で新鮮な牡蠣を食べたり、大洗水族館でキュートなカワウソや魚たちと触れ合って、二人きりのオフを満喫しているのだとか。

そして、夫婦共通の趣味はディズニーリゾートに行くこと。2日間オフの時はいつも夢の国へ足を伸ばすのだそう。

 

「妻の影響で自分も好きになりましたね。新エリアのファンタジースプリングスも、もう2、3回行ったほど好きなんです。この前はパレード目当てでランドのほうに行ったのですが、悪天候で中止になってしまって…。また次の機会に行きたいと思います!」と夫婦で再訪を約束しているとのこと。

 

また、奥様も同伴した既婚者の選手同士での食事会では、松原修平選手がサプライズでケーキを用意して結婚を祝福してくれたことが嬉しかったという久保選手。チームメイトとも家族ぐるみで仲良く過ごしながら、夫婦でともに茨城での暮らしを満喫していると笑います。

今シーズンも間もなく最終決戦! ケーズデンキスタジアム水戸が緊張の舞台へ

2024シーズンのホーム戦も残すところ、あと僅か。今季のチーム最多得点記録をマークしそうな活躍を見せるなど、充実のルーキーイヤーを過ごしてきた久保選手。

 

「シーズンが終盤になって、より緊迫した試合展開が待っていると思います。その緊張感を味わえるのはスタジアムでしかないと思いますし、水戸が勝てばより盛り上がると思います。選手はしっかり勝利を届けたいと願って、日々練習から頑張っています。本当に一人でも多くの人にスタジアムに足を運んでもらいたいです」

 

激動のシーズンとなった水戸ホーリーホックの戦いも、間もなく最終決戦!一人でも多くの声援が、久保選手の華麗なゴールを生み出すチカラとなります。歓喜の渦に包み込まれる熱狂のホーム・ケーズデンキスタジアム水戸へ駆け付けましょう!