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村井醸造

ムライジョウゾウ

クチコミ REVIEW

5件中 1 - 5 件目

メタボン

投稿日:2025年09月16日

5.0 ★★★★★

8月末に真壁での所用ついでに真壁の町並みを鑑賞しました。こちらは去る5月開催の酒蔵開きで初めて訪れた、江戸中期創業の造り酒屋。地酒の銘酒「公明」で知られています。日曜で正門は閉鎖中でしたが、看板代わりなのか、門柱の傍らに置かれた「公明」の一斗菰樽が印象的。正面に店舗、右手に脇蔵が見え、いずれも明治期の土蔵造り二階建てとして登録文化財となっており、老舗の雰囲気を漂わせています。外からは見えませんが、大谷石で造った大正期の平屋建て石蔵もあるそうです。さらに店舗奥には、特に変わり映えのしない煙突が見えますが、これも登録文化財の一つなのだとか。昭和初期、当時の最新技術で建てられた鉄筋コンクリート造りで、高さ22mにも及ぶのだそう。時代の変遷に伴う歴史的建築物が一堂に会しているのは素晴らしいです。

メタボン

投稿日:2025年06月16日

5.0 ★★★★★

5月下旬に開催された「酒蔵開き」で、初めてこちらの酒蔵自体を訪れました。イベント中なので観光客でたいへん賑わっています。この酒蔵も真壁城下の町並み(重要伝統的建造物群保存地区)を形成する建造物の一つであり、正門柱近くに「登録有形文化財」と刻まれた登録銘板が設置されていました。店内では蔵出し新酒の試飲・直販コーナーが出ており、伝統的な辛口銘酒「公明」「真壁」より”上質な酒を目指す”、”真壁町を盛り上げる”、の趣旨から開発したという新銘柄「真上」を前面に押し出していました。食中酒向けで魚刺身に合うという純米吟醸生原酒「真上」を試みに購入。山田錦のみ使用で精米歩合60%、日本酒度-14、酸度2.5と、以前に飲んだ辛口の純米酒「真壁」とは確かに真逆です(帰宅後に飲むと、米の旨味は感じられるとともにフルーティで甘みが強く、女性向けかと感じた)。さらに酒蔵見学ツアー(約30分)にも参加し、酒造りに実際に使う各種の器具・装置類を見学しつつ、洗米から搾り・瓶詰めまでの酒造工程を事細かに学ぶことができました。なお、酒蔵立入り時の注意点(納豆を食べた人は製造現場に入ってはいけない等)を訊いたところ、納豆ばかりでなく、ヨーグルト(乳酸菌)やミカン(皮)等も避けると教えていただきました。加えて搾り工程で大量に副生する酒粕は、漬物店(粕漬作り)からや栃木周辺の郷土食「しもつかれ」の材料として一定の需要はあるものの、それでも余る多量の酒粕の処理が問題になっていることも初めて知りました。大人の社会科見学としてとても有意義でした。

メタボン

投稿日:2022年07月09日

4.0 ★★★★

カスミ下館南店で、こちらの酒造店の昔の主力銘柄である「純米酒・真壁」が販売されていたので、試飲のため1本購入しました。これはもともと町の特産品として造られたそうで、茨城県産の酒米(酒造好適米ではない)「日本晴」を精製歩合60%まで磨いているとか。適温は常温~燗とのことで、常温で味わうと、米の旨味はやや強く感じられ、純米酒として典型的な味わいというところ。日本酒度+4とやや辛口で、これも美味しい部類の日本酒と感じました。

メタボン

投稿日:2021年12月13日

4.0 ★★★★

創業から360年以上経つ、真壁の老舗造り酒屋ですが、意外にその酒が出回っているとは言えません。今回、偶々訪れた道の駅グランテラス筑西の物産直売店で、一銘柄ながら陳列されているのを発見しました。純茨城の酒「ピュア茨城」を謳う「特別純米酒・公明」です。ピュア茨城と言うのは、平成15年からスタートした県の地酒キャンペーンのようで、県初の酒造好適米「ひたち錦」と県の酵母「ひたち酵母」他、茨城の水(この酒蔵は筑波山水系に属す)を用いている特定名称酒とのこと。特別純米酒・公明は辛口の口あたりで、香りや味わいからはかなり美味しい部類の日本酒と感じました。

otono

投稿日:2018年02月05日

3.0 ★★★ ☆☆

真壁のひなまつりでは、昭和初期の雛人形を見ることができるはずでしたが今年はまだ準備中でした。造り酒屋なので試飲もさせてもらえます。自分にあったお酒を探すことができるのがうれしいです。建物が登録有形文化財になっているので歴史を感じます。

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