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食と農の科学館

ショクトノウノカガクカン

クチコミ REVIEW

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メタボン

投稿日:2026年05月02日

5.0 ★★★★★

1995年に開館した農研機構の博物館ですが、昨年の全面リニューアル工事を経て、今年3月10日にオープン。それで、4月中旬の平日に久しぶりに訪れてみました。館内は内装が一新され、先進的なイメージ。解説員も常駐(?)していて、展示案内や解説をしてもらえます。受付の向かい側にはミニシアターブースが新設されており、時間割に従って三面スクリーンに映像が映し出され、農研機構の最近の研究成果等が紹介されます。上映プログラムの一つに、田植え要らずで米作りを行う「乾田直播法」の紹介がありましたが、従来の水田稲作ではかなりの人手・労力が必要だったところ、「乾田直播法」では省力化と生産コスト低減が図れ、しかも米の収量を向上させ得たのだとか。昨今の農業従事者数減少や燃油・農業資材の高騰といった問題を解決し得るような技術に、期待が持てそうです。特別展示では、スマート農業(ロボット技術やAI技術、情報通信技術(ICT)等の先端技術を農業に導入するもの)やバイオテクノロジー(育種、発酵等)等、多岐にわたる研究成果を紹介しており、やはり短時間ではなかなか把握できないほど盛り沢山な内容です。例えば古いと見える養蚕・蚕糸技術でも、バイオテクノロジーの一つである遺伝子組換え技術を導入することで、「光るカイコ」やワクチン等のバイオ医薬品を生産できたり、超極細で高染色性の絹糸「麗明」を生産できたとか。「麗明」は鮮やかな発色と光沢を持つ高品質な国産絹糸とのことで、それを使って織った赤ドレスの展示が印象的です。さらに館内には農業技術発達史料館が並置され、全国から収集した昔の農機具類が作業工程ごと展示されています。かつて田舎で見かけた農具類も多くあって、改めて懐かしく感じた次第です。

投稿日:2021年07月07日

4.0 ★★★★

田んぼや畑の多いつくばならではの科学館です!様々な体験やクイズなどを通して楽しく食べ物について学べます。大人も楽しめます。

メタボン

投稿日:2019年04月21日

4.0 ★★★★

桜の名所として有名な筑波農林研究団地での花見がてら、団地内にあるこちらへ初訪問しました。農水省所管の国立研(農研機構、国際農研センター、森林研(林野庁所管)、水研機構(水産庁所管))の研究成果を紹介しているそうです。玄関正面には生物農薬として害虫アブラムシを捕食する「飛ばないテントウムシ」の展示があり、その隣には大型ディスプレイで色々な研究成果を動画で紹介していました。農業と一口には言っても、いろいろな科学・技術が入り混じる総合科学技術により成っていることを改めて認識しました。そのため文字主体のパネル展示説明も多岐にわたり、短時間ではなかなか把握できないほど盛り沢山な内容です。特に印象に残ったのは、使用目的/用途ごとに、いろいろな水稲(米)の品種が開発されていること。麺用の高アミロース米(亜細亜のかおり・茹でても麺同士がくっつきにくい)、低アミロース米(ミルキークイーン等・モチモチ(粘り強い)ふっくらで冷めても硬くならず旨い)、米粉パン用米(ゆめふわり・低アミロース米で米粉粒径が小さくしっとりもっちり)、カレーライス用米(華麗舞・米一粒一粒がパラパラとなる)、寿司用米(笑みの絆・酢に馴染み易くほぐれやすい)、業務用米(あきだわら・コシヒカリに近い食味ながら多収廉価)、飼料用水稲(たちすずか・牛の消化に好都合な茎葉が多収で糖分含量高い)と様々な品種が紹介されていました。同様に小麦もグルテン含量の多い超強力小麦(ゆめひかり・もっちりしっとり美味しいパン用)が開発されているというのも興味深かったです。またかつて使用された農機具類の展示には大昔に田舎で見かけたものもありやや懐かしかったです。なお休憩スペースに機能性お茶の給茶機(リッチプラス)による試飲コーナーがありましたが、あいにく給茶機が故障・調整中だったので利用できず残念でした。

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