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2026.10.06

上山海翔選手 インタビュー

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【プロフィール】上山海翔(かみやまみなと)水戸ホーリーホック GK背番号37 ●2007年9月10日生まれ [出身地] 茨城県大洗町 [身長/体重] 203cm/98kg [血液型] A [利き足] 右 [加入歴] プロ1年目 [経歴] FCヴェレン大洗→水戸ホーリーホックJrユース→水戸ホーリーホックユース

大洗から水戸のトップへ――生え抜きGK 上山海翔の挑戦

小学4年生から始まったGKへの道

水戸ホーリーホックの下部組織から、GKとしてクラブ史上初となるトップチーム昇格を果たした大洗町出身の高卒ルーキー・上山海翔選手。203cmの恵まれた体躯と弛まぬ努力を武器に、水戸アカデミーの期待を背負ってプロの世界へ飛び込んだ生え抜きの守護神です。

 

そんな上山選手が本格的にサッカーを始めたのは、小学4年生の終わり頃。きっかけは、東日本大震災の復興支援で招待された水戸ホーリーホックの試合でした。
当時、水戸のゴールマウスを守っていた本間幸司元選手(現GM)の力強いプレーを目にし、「キーパーをやりたい!」と強い衝動を覚えたといいます。

早速入団した地元クラブ・FCヴェレン大洗では、最初こそフィールドプレイヤーでしたが、1学年上との練習試合でGKを任されるチャンスを得ると、次々とシュートをストップ。そこから本格的にGKの道を歩み始めました。
さらに上のレベルを目指すべく、憧れのバンディエラが所属する水戸ホーリーホックのGKスクールにも通い始め、所属チームでの活動と並行して、週1回の専門的な指導を受けながら技術を磨いていきました。

怪我と競争を越えて――変わった「プロ」への意識

中学時代は意気揚々と水戸ホーリーホックジュニアユースへ加入。しかし、そこで待っていたのは怪我による苦難の連続でした。2度の腰椎分離症に見舞われ、中学2年時の大半と3年時の前期をリハビリに費やすことに。

 

「落ち込んだ時期もありましたが、トレーナーの支えを受けながら、じっくりリハビリを重ね、プレーできない期間を前向きに捉えました」
そう振り返る上山選手。後に飛躍の糧となるインナーマッスルの強化や柔軟性の向上など、身体の土台づくりに打ち込んでいきました。

そして、ユースへの昇格後も大きな壁が立ちはだかります。
正GK争いや大怪我に悩まされ、プロに最も近いAチームのゴールマウスになかなか立てない日々が続きました。

 

そんな中、大きな転機となったのが角悠太GKコーチの言葉です。

 

「当時は『プロになれたらいいな』という意識だったのですが、コーチから『それじゃあプロになれない。プロになりたいと思って満足している奴はそこで終わる』と厳しい言葉をかけられました。それで一気に意識が変わり、世界やプロという高い目標を明確に捉えるようになったんです」

 

トップチームへの練習参加や本間元選手からの直接指導を通じて身体の使い方を見直し、日々の課題に真摯に向き合い続けた上山選手。その積み重ねが実を結び、悲願だったGKでのトップチーム初昇格を掴み取りました。