早川ウワブライト選手 インタビュー
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【プロフィール】早川ウワブライト(はやかわうわぶらいと)水戸ホーリーホック GK背番号77 ●2006年10月29日生まれ [出身地] 神奈川県横浜市 [身長/体重] 190cm/84kg [血液型] A [利き足] 右 [加入歴] 2年目 [経歴] 小雀SC→FC湘南ジュニアユース→日本体育大学柏高等学校
遅咲きの挑戦者――自分を信じて進む若き守護神 早川ウワブライト
小学4年生から始まったGKへの道
2025シーズン、名門・日本体育大学柏高校(日体大柏)から水戸ホーリーホックに加入した早川ウワブライト選手。190cmの恵まれた体格と優れた反応速度、そして強いメンタリティを武器に、最後方からゴールを守る期待の若手ゴールキーパーです。
高卒2年目ながら、日本トップリーグの選手たちの強烈なシュートにも怯まず、常に向上心を持ってトレーニングに励む姿勢は、J1初参戦となる水戸の強固な守備陣を支える一員として大きな期待を集めています。
そんな早川選手のサッカー人生の始まりは、小学4年生の頃。それまでずっと水泳に打ち込んでいた早川選手でしたが、体育の授業でたまたま学校を訪れていたスポーツ関係者の目に留まります。
「『この子、スポーツをやらせたほうがいい』と学校の先生を通じて親に連絡があったそうです。それで野球かサッカー、二択を迫られることになりました」同じ学校に強豪チームで活躍する同級生がおり、その格好良さに憧れたことから選んだのがサッカー。運命が交錯した瞬間でした。
地元の街クラブに加入すると、当初はフォワードとしてプレー。しかし1か月ほど経った頃、「身長が高いからキーパーがいいんじゃない?」という周囲の声に背中を押され、本格的にGKとしての道を歩み始めます。地区トレセンでの活躍が湘南ベルマーレのスカウトの目に留まりましたが、ジュニアユースのセレクションでは最終選考で惜しくも落選。そこで芽生えたのが「ベルマーレを倒したい」という反骨心でした。
中学では地域クラブのFC湘南へ進むと、その悔しさを力に変えて成長を続け、神奈川県選抜に選出されるまでになりました。
日体大柏で直面した競争。磨き続けたGKの基礎
数々のJクラブや選手権常連校から声が掛かる中、早川選手が進路に選んだのは名門・日本体育大学柏高校でした。
「高校サッカー選手権自体への強い憧れを抱いていましたし、日体大柏がパートナーシップを組む柏レイソルU-18の練習に参加できるハイレベルな環境も魅力でした。一番自分が成長できると感じたんです」と決断の理由を語ります。
しかし、そこで待っていたのは厳しいポジション争いでした。1、2年時は先輩の原田眞透選手(日本体育大学所属・2028年横浜FC加入内定)の壁を越えられず、出場機会を掴めない葛藤の時期を過ごします。
それでも腐ることなく、吉川脩人GKコーチ(現・ギラヴァンツ北九州GKコーチ)ら恩師の指導のもと、キャッチングやポジショニングといった基礎を徹底して磨き続けました。
そして転機となったのが、選手権出場を逃した直後に出場した「ニューバランスカップ」。
そこでの好プレーが評価され、高校選抜に初選出。するとJクラブからの注目を一気に集め、プロへの扉を開く大きなきっかけとなりました。