第33回ひたち秋祭り~三味線奏者・上妻宏光の挑戦~
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10月11日(土)・12日(日)、茨城県日立市で「ひたち秋祭り」が開催されます。33回目を迎える今年は、日立市出身の三味線奏者・上妻宏光さんが監修を務め、祭りに新たな彩りを添えます。伝統を受け継ぎながら進化を重ねるお祭りの魅力と、上妻さんが込める思いをご紹介します。
(2025年9月時点の情報です)
子どもから大人まで、日立で楽しむ日本の魅力が詰まった祭典

日本を代表し世界で活躍するアーティストによるここだけの特別ステージや、茨城の郷土芸能と次世代へと繋ぐ子供達のステージ、更に、日立の食のエキスパートが提供する味覚と様々な日本文化体験のワークショップが世代を越えて楽しめる!日本の文化・芸能・食の祭典!
■日時
10月11日(土)
ステージイベント|10:30~16:15
ひたち 食の小路|10:00~16:45
ひたち伝統文化道場|10:00~16:00
10月12日(日)
ステージイベント|13:00~17:00
ひたち 食の小路|11:00~17:30
ひたち伝統文化道場|11:00~14:30
■会場
日立シビックセンター新都市広場及びその周辺
和の響きと伝統の技にふれる二日間!
ひたち秋祭り「ひたち伝統文化道場」
10月11日(土)は、MIKAGE PROJECTによる尺八・三味線・箏のワークショップで和楽器の音色に触れたり、英哲風雲の会の太鼓デモ&レクチャーで迫力の“英哲流”を体感したりと、音楽文化を学びながら楽しめます。さらに、ユネスコ無形文化遺産に登録された「「日立風流物」からくり人形の仕組み解説や操作体験」も必見です。
10月12日(日)は、子どもたちが心を込めてお茶を点てる野点体験でひと息ついたり、張り子に彩色して仕上げる獅子頭づくりで自分だけのお面を完成させたりと、ものづくりの楽しさも味わえます。ユニークなすこっぷ三味線の実演と体験、伝統工芸の友禅染め体験、さらに懐かしい紙芝居や民話の上演、学生やアマチュアによる落語寄席まで、笑いや感動を交えた盛りだくさんの内容です。
地元自慢のスイーツ&名物料理を食べ尽くそう
ひたち秋祭り「ひたち 食の小路」
ひたち秋祭りでは、地元食材を使ったオリジナルスイーツや名物料理が勢ぞろいします。茨城キリスト教大学の芋スイーツや、グルメフェスで連続優勝の「Poka Paka」唐揚げ、栄養たっぷりのアボカドジュース「AMAZING JUICE」など、多彩な味が楽しめます。
会瀬漁港の新鮮な鯵を使った「みそら亭」の天丼や「まぜ麺91」の特製まぜ麺、老舗「焼き鳥金太」の常陸牛メンチ、地酒で蒸し上げる牡蠣の「アトラスキッチン」、人気店「朝日堂」「本田商店」「チルクレープ」「PONKEY」など、食べ歩きにもぴったりなラインナップです。
どのお店も魅力的なメニューが揃っており、当日どんな味に出会えるか楽しみです。
★いばナビ掲載店も出店中!★




市民と伝統が織りなすステージ
ステージイベント
10月11日(土)は、市内の中学生や保育園・認定こども園の子どもたちによる華やかな芸能の祭典が繰り広げられます。松風中学校によるソーラン演舞や黒潮太鼓、十王中学校の鵜鳥舞、河原子中学校の河中エイサーなど、力強い演舞と太鼓の響きが会場を包みます。午後には日立太鼓連盟や地元団体による太鼓演奏、創作ダンス、YOSAKOI、さらに民族歌舞団荒馬座の特別出演もあり、迫力あるパフォーマンスを楽しめます。
10月12日(日)は、伝統と革新をテーマにしたステージが登場。石岡囃子連合保存会や磯節道場による民謡・囃子の披露に加え、MIKAGE PROJECTによる尺八・三味線・箏の演奏、そして林英哲&英哲風雲の会による太鼓演奏に特別出演として上妻宏光の三味線が共演。伝統芸能と現代の創作パフォーマンスが融合する一日となります。
※スケジュールは当日の進行状況により変更となる場合があります。

茨城県指定無形民俗文化財 石岡囃子連合保存会(茨城県の芸能)

上妻宏光(三味線奏者)

林英哲(太鼓)

MIKAGE PROJECT(尺八・三味線・箏)

英哲風雲の会(太鼓)
ひたち秋祭りは今年で33回目、大きく様変わりをします。その監修を務めるのは、世界的三味線奏者・上妻宏光さん。伝統の祭りがどうなるのか、その挑戦を聞きます。