茨城の誇るブランド和牛!常陸牛をたべよう特集
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「美味しさ」にこだわる銘柄黒毛和牛
茨城県の銘柄(ブランド)牛「常陸牛」は、昭和51年に誕生して以来長く愛され評価を受けてきました。洋食、和食、中華などなど多くの飲食店や小売店で取り扱われているので、皆さんも一度は味わったことがあるはず。今回は、そんな常陸牛の美味しさの秘密を掘り下げる特集です!とっておきの常陸牛グルメを味わえる飲食店もご紹介します。
「和牛」と「常陸牛」の歴史について
日本では古来より牛車の引手や農耕などの労働力として活用されてきた牛。牛肉を食べる文化が一般的に広まったのは明治時代以降と言われています。
実は食用として「和牛」と表示することができるのは、日本国内で育てられた黒毛和種・褐毛和種・無角和種・日本短角種の4品種とそれらの交雑種のみ。常陸牛は、この中の「黒毛和種」です。
茨城県の肉用牛の歴史は、今からおよそ190年前の天保3年までさかのぼります。徳川斉昭公が現在の水戸市見川町に「桜野牧」を設け、そこで牛を飼育したという記録が残っています。
その後、肉用牛生産の研鑽が続けられ、昭和51年に茨城県の高品質な黒毛和種が「常陸牛」と命名されたのです。

「常陸牛」とは?
常陸牛の生産振興や流通、消費拡大について活動を行っている常陸牛振興協会によると、「常陸牛」は次のように定義されています。
「常陸牛とは、指定生産者が茨城県内で最も長く飼育した黒毛和牛の内、(社)日本食肉格付協会の枝肉取引規格が歩留A等級又はB等級かつ肉質等級が5等級と4等級のもので、茨城県常陸牛振興協会が認定したものとする。」
https://ibaraki.lin.gr.jp/hitachigyuu/toha.html
※格付けランクについて
歩留等級:1頭の牛(枝肉)から、どの位の赤肉が得られるかの基準。C~最上位Aまでで評価
肉質等級:肉の締まりやきめ、霜降りの度合い、色、光沢、脂肪の質などの基準。1~最上位5までで評価
「A5」から「C1」まで、歩留・肉質両方のランクを組み合わせた15段階で表されます。
茨城県内の指定生産者が育てた中で、B4以上の格付け評価を受けた最高級の牛肉だけが「常陸牛」と名乗ることを許されるのです。
常陸牛についてはこちら → https://www.ibaraki-shokusai.net/brand/beef
また、令和5年には新ブランド「常陸牛 煌(きらめき)」が登場。そして今年令和7年4月には、新たな認定基準「茨城県認定」も加わりました。いずれも、オレイン酸含量など「おいしさ」に着目した項目が設定されており、高品質な常陸牛のさらなるトップブランド化を目指しています。
常陸牛煌についてはこちら → https://www.ibaraki-shokusai.net/season/hitachigyu-kirameki
常陸牛について、詳しくは「いばらき食と農のポータルサイト 茨城をたべよう」でチェック!
https://www.ibaraki-shokusai.net/
レストランイイジマ

地元で長年愛され続ける老舗精肉店「肉のイイジマ」直営の【レストランイイジマ】は、2025年で創業46周年を迎える人気店です。精肉店で厳選された常陸牛を、シェフが丁寧に磨き上げたお肉は、口の中でとろけるような食感と、甘み・香りが魅力。人気の「常陸牛ランチ」は、ハンバーグ・ももステーキ・焼肉が一度に楽しめる豪華なセットです。シェフおすすめの焼き加減で味わえば、とろける旨みと香りが一層際立ちます。
◎【レストランイイジマ】 詳しくはこちら(茨城をたべよう)
<店舗情報>
住所:茨城県水戸市見和2-251-10
TEL:029-252-8115
営業時間:11:30~21:00 LO:20:00(平日)、 11:00~21:00 LO:20:00(土日祝)
定休日:不定休

大通りに面した同店では、厳選した良質の常陸牛の贅沢な味わいを堪能できます。

とろとろになるまで煮込んだ牛ブリスケットのビーフシチューは、コク深いデミグラスソースとの相性が抜群

レトルトの常陸牛とローズポークのカレーも販売しています
SUNROSE(サンローゼ)

昭和8年築の下駄問屋をリノベーションした和モダンな雰囲気のレストラン【SUNROSE】。店内にはオーナーの祖父のアンティーク品がセンスよく飾られ、落ち着いた空間が広がります。常陸牛販売推奨店でもある同店のイチオシは、150gの常陸牛ロースステーキ!ブロック肉を塩コショウでシンプルにミディアムレアに焼き上げ、肉の旨みと甘みを存分に堪能できます。お好みで、イタリア産の粗塩と大分産のカボス胡椒で味わってもGood!
◎【SUNROSE】 詳しくはこちら(茨城をたべよう)
<店舗情報>
住所:茨城県古河市中央町3-2-5
TEL:0280-22-0238
営業時間:11:00~14:00、18:00~23:00
定休日:木曜日

昭和8年当時の面影を色濃く残す外観が、訪れる人を惹きつけます

オーナーのこだわりである、和モダンに仕上げられた店内

トッピングにとろけるチーズを乗せた「目玉焼きハンバーグ」と、酸味のあるデミグラスソースの相性は◎!
IBARAKI MEAT.

食の宝庫・茨城の恵みを堪能できる【IBARAKI MEAT.】。素材から調味料に至るまで茨城県産にこだわり、豊富な農産物や全国トップクラスの生産力を誇る茨城の魅力を発信しています。野菜も自社農園などから直送され、鮮度は抜群。中でもおすすめは、常陸牛の希少部位・ミスジステーキ。赤身と脂のバランスが絶妙で、やわらかな食感が楽しめます。仕上げにかける自家製「生ダレガーリックオニオン」が、香ばしさと旨みを引き立て、上質な脂の風味が口いっぱいに広がります。
◎【IBARAKI MEAT.】 詳しくはこちら(茨城をたべよう)
<店舗情報>
住所:茨城県ひたちなか市東大島2-19-28
TEL:050-5304-5561
営業時間:11:30~15:00、17:00~22:00(平日)
11:00~15:00、17:00~22:00(土日祝)
定休日:月曜日(祝日の場合は営業)、他不定休あり

常陸牛・常陸の輝き・つくば鶏など、茨城県産の厳選された肉料理が自慢の人気店

居酒屋を改装した広々としたバースペースで、ゆったりテレビを観ながら楽しめる空間です

常陸の輝きハンバーグとつくば鶏のから揚げが楽しめるボリューム満点のコンボセットは、大満足間違いなし!