赤間賢人選手インタビュー|ROBOTICS STORY
赤間賢人(あかまけんと)
茨城ロボッツ SG 背番号12
2005年6月19日生まれ
茨城ロボッツの選手たちを紹介する「ROBOTICS STORY」。第3回は、Bリーグドラフト2026で全体2位指名を受けた、赤間賢人選手をクローズアップします。2025-26シーズンは一足先に、特別指定選手として今年の2月に茨城ロボッツへ加入。学生時代に華々しい実績を残し、世代屈指のスコアラーとして知られる赤間選手は、大学生活ではなくプロの道を選択しました。
普段は物静かでクールな印象の彼ですが、その落ち着いた佇まいの奥に秘められた素顔に迫ります。
赤間賢人 ― 挑戦から始まった物語
学生時代のキャリア
福岡県出身の赤間賢人選手(SG / #12、189㎝ / 81㎏)が本格的に注目を集め始めたのは、藤枝明誠高校時代でした。
高校2年時のインターハイ準々決勝では38得点を記録。チームを3位に導く活躍を見せ、得点能力の高さで鮮烈な印象を残しました。同年のウインターカップでも3位に入賞。3年時にはエースとしてチームを牽引し、インターハイベスト8、ウインターカップ3位という好成績を収めました。
東海大学進学後もスコアラーとして存在感を示し続け、関東大学バスケットボール新人戦ではMVPを受賞、インカレ2025では平均14.3得点を記録するなど、舞台が変わってもその得点感覚は際立っていました。
コートでは淡々と得点を重ねる赤間選手。
感情を大きく表に出すタイプではなく、その落ち着いた佇まいが印象に残りますが、実際に言葉を交わしてみると、そこにはまた違った一面が見えてきました。
「一番楽しい」と感じる瞬間
バスケットボールをしていて一番楽しい瞬間は、3Pシュートを決めたとき。
これまででもっとも印象に残っている試合は、高校2年時のウインターカップ。強豪・福大大濠戦で約28得点を挙げた経験は、大きな自信になりました。
練習と試合なら「試合の方が好き」と語る赤間選手は、ドリル練習は少し苦手で、長く続くと集中力が切れてしまうと笑います。それでも本番になると力を発揮できるのが赤間選手。試合前もほとんど緊張することはなく、プロデビュー戦もリラックスして臨めたと振り返ります。
クールに見えて、実は自然体
周囲からは「クール」と見られることが多い赤間選手。しかし本人は「ただ話すのが苦手なだけ」と語ります。自分では特別クールだとは思っておらず、「なにも考えていないから言葉に出てこない」と率直に話してくれました。
その“なにも考えていないところ”は、良い意味で緊張しないという長所にもつながっています。接戦でも普段どおりにプレーできることは大きな武器。一方で、人見知りな面は課題として自覚しており、もっと早くチームに馴染めるようになりたいと話します。
プレー面での課題はディフェンス、特に1対1。得点力に磨きをかけながら、守備面の成長も目指しています。
「チャレンジしたい」から始まったプロへの道
プロを意識し始めたのは大学2年時のリーグ戦、8〜9月頃からでした。以前からプロを目指す気持ちはあったものの、「いける」という確信よりも「チャレンジしたい」という思いが強かったといいます。
プロとの練習試合で手応えを感じられたことも、背中を押しました。エントリーを決めたときには不安もありましたが、大学のコーチ陣からの「頑張って」という言葉が大きな支えになりました。