この人に聞きたい|もりや眼科 院長 森谷充雄さん
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地域で活躍する経営者や事業主の皆さんに、事業への思いやこれまでの歩みを伺います。今回お話を伺ったのは、小山市で「もりや眼科」を開院し、患者に寄り添う診療と白内障手術に取り組む、院長の森谷充雄さんです。(2026年7月掲載)
“親身な診療を大切に、喜ばれる医療を提供”
「見えにくい」の悩みを医療の力で救うために
医科大生時代、「前向きな医療」という側面に惹かれて眼科医を志したという森谷院長。
「視力に関する悩みを解決したり、機能をのばすサポートをしたり、眼科は患者様に喜んでいただける医療分野だと感じました。症状を抑えたり進行を遅らせたりする医療よりも、『手術で治す』ことのできる医療が私に合った道だと思いました」と、穏やかな口調で話します。
大学病院などで経験を積んだ後、小山市で眼科医が不足しているという話を聞いて開業を決意。2012年にロブレ632にて最新機器を備えた「もりや眼科」を開院しました。
「開院前、私服姿で工事の様子を眺めていたら、近所の方に『もっと希望を持ちなさい』と声をかけられました。無職の人と勘違いされたようです」と、当時の出来事を可笑しそうに振り返る森谷院長。未知の土地での診療は、丁寧に、地道に、信頼を重ねていくことからスタートしました。
不安を取り除くよう、やわらかな口調で接する森谷院長。手術はわずか数分、毎回全力で集中して臨む
「その日のうちに見える」患者様のメリットを第一に
当時はまだ珍しかった白内障の両眼同日手術を取り入れ、手術について分かりやすく説明した手作りの冊子を用意するなど、患者目線に徹した親身な診療は次第に評判となりました。
開院7年目にはクリニックを移転拡張し、現在では1日に10件以上、年間1,500件を超える手術を行うまでに成長。それでも毎日、手術後の患者様へ直接電話をして、経過の確認や「〇〇しても大丈夫ですか?」といった質問や不安に対応する親身な姿勢を貫き続けています。
「設備投資も真心のケアも、患者様にプラスになることはすべてやる。その努力を惜しまないことが結果としてクリニックやスタッフの成長につながるという、ペイフォワードの考えを大切にしています」と森谷院長。
「見える人生を送るため、定期検診も大切ですよ」そう、やさしく言葉を結びます。
ダイエットのため始めたランニングが、今では極地でのマラソン挑戦に。過酷な“息抜き”がライフワークなのだそう
【もりや眼科】
栃木県小山市駅東通り1-15-12
TEL:0285-38-7996
https://www.moriyaganka.com/
(文/伊藤 梢 写真/栗田真宏)
本コーナーでは、地域情報誌「月刊にしも」「こがも」「ひたっち」「Couta」「かしす」「おりっぷ」の掲載企画にご参加いただいた企業・事業主をご紹介しています。