昭和レトロや大正ロマンを感じる旅
常陸大子でゆったり路
茨城県大子町は奥久慈と呼ばれ清流久慈川沿いに発展してきました。そんな大子町には時間が止まったような空間をたっぷり満喫できる場所がたくさん。事実、NHK連続小説をはじめ多くのドラマや映画のロケ地としても選ばれています。そんなことからもロケーションの良さはお墨付き!
昭和レトロはもちろん、大正ロマンを感じる非日常の空間は訪れる人たちに安らぎと癒しを与えてくれるはず。のんびりゆったりノスタルジックな旅路へ!さぁ、大子町に出発です!!
奥久慈大子で泊まるなら、清流久慈川の流れを感じられるお宿はいかがですか?静寂の中から聞こえるせせらぎの心地よい音。屋号からも分かるとおり一見して落ち着くロッジスタイルの建屋。わずか3部屋だけのお宿はとっておきの寛ぎと癒しを与えてくれること間違いなしです。大自然の中に溶け込むような空間は世の喧騒とは真逆の世界。人柄の良いご主人があなたをおもてなしてくれます。
そんなログテラス鰐ヶ淵の自慢といえば、地元特産の奥久慈しゃもを使った夕食です。一番のおすすめは奥久慈しゃもフルコース。その見事な弾力と旨味で、鶏肉のコンテストで全国1位を獲得したブランド地鶏の先駆け的存在の奥久慈しゃも。そんな奥久慈しゃもを煮たり焼いたり、地元の野菜と一緒に味わえます。裏メニュー「奥久慈しゃものねぎ焼き」は常連さん御用達の隠れた人気メニュー。あなたもこの癒しのゆったり空間ととっておきの奥久慈グルメ。ぜひ味わってください。
平成8年に廃校になった旧槙野地小学校を使って大子を訪れたお客様をもてなしてくれるのが大子おやき学校です。明治7年創立という校舎は眺めているだけでタイムスリップしたかのよう。ここでは田舎暮らしには欠かせないおやきが味わえるとともに、おやき作り体験も楽しめます。粒あんにほうれん草を練りこんだ皮で人気の「あずきおやき」や、大子町産の野沢菜をたっぷり包んだ「野沢菜おやき」など、その数なんと10種類。そんな大子おやきの中からカボチャやりんごなど2種類を選んでおやき作り体験も。ハートや星型など自分の好きな形に成型したらさっそく蒸し器に。その場で食べてもいいし、思い出とともにお土産にも最適です。
JR水郡線・常陸大子駅の周辺に広がる昔ながらの商店街を散策したら、ノスタルジックな町並みに溶け込む「daigo cafe」でひと休み。国の有形文化財にも登録された築100年の古い商家をオーナー自らリノベーションした建物は、レトロモダンな雰囲気がとっても素敵。心踊る店内で大子の素材を取り入れた食事やデザートをいただけます。奥久慈しゃものカレーやとろとろ卵のオムライス、奥久慈りんごを使ったキュートなスイーツ、そして隠れた逸品が奥久慈生わさび!店内では地元のお土産も手にとることが出来ます。大子の魅力がぎゅっと詰まったカフェは、町民はもちろんファンの多い憩いの場。ぜひ、旅の途中にゆったり羽を伸ばしてください。
日本屈指のマイナスイオンで満たされるパワースポット。幅12メートル、高さ17メートルの美しい滝です。「裏見の滝」「くぐり滝」とも呼ばれ、表からだけでなく滝が落ちる水柱の裏側にまわって滝鑑賞ができる珍しい滝でもあります。また、滝の目の前の敷地内には大関さんが営む常陸秋そばの店『月待ちの滝もみじ苑』があります。深さ100mからくみ上げた地下水を使って打つ手打ちの細切り蕎麦は一食の価値あり。もりそばは900円。玄蕎麦を蕎麦の実の色で選別した緑のそば(1,300円)は要予約。5月~9月にかけては流しそうめんの食べ放題や茨城県内産の天然カキ氷も。珍しいパワーチャージ(滝行)体験で身も心もきれいになって味わう蕎麦も格別です。
枝の上で赤々となるまで実らせた樹上完熟りんごで有名な奥久慈りんご。夏の鮎シーズンでにぎわった奥久慈だいご観光やなが終わりを告げる例年9月末からはじまるりんごシーズンは大子町が最も活気づくとき。町内に49あるりんご園の中でも、築100年を超える古民家で囲炉裏を囲みながら温かく訪れる人を迎えてくれるりんご園はここだけ。ゆったりと流れる時間は日本の原風景のひとつです。「つがる」からはじまり「世界一」や「むつ」といった人気品種。「王林」や「ふじ」といった様々な品種のりんごを成熟の度合いによって収穫体験できます。ちなみに、藤田観光りんご園ではそんな木熟のりんごを使ったアップルパイや新商品バウムクーヘンも人気。大子のお土産にも困りません。
※掲載情報は2020年7月時点のものです。状況により、営業時間やメニュー・料金などは変更になる場合があります。最新の情報は各店舗にお問い合わせ下さい。