間宮林蔵記念館(マミヤリンゾウキネンカン)
江戸時代後期の探検家・測量家の間宮林蔵の貴重な資料や遺品などを展示しています。
口コミ・評価一覧
間宮林蔵記念館
つくばみらい市(旧伊奈町)に生まれ、カラフト探検や間宮海峡の発見等で有名な探険家・測量家 間宮林蔵の記念館です。
館内は「蝦夷図」(国立国会図書館蔵)「東韃地方紀行」(国立公文書館蔵)「北蝦夷島地図」(国立公文書館蔵)など全国から収集した貴重...
メタボンさん
投稿日:2022年04月04日
言わずと知れた江戸後期の探検・測量の偉人で、間宮海峡の発見により、樺太が大陸とは地続きでなく島であることを証明したことで名を遺しています。「栴檀は双葉より芳し」を地で行くような少年期で、数理の才があって、小貝川の堰止め工事を手伝った際に幕吏に才能を見出され、江戸表に出て活躍を始めたとか。普請役から後年は諸国事情を調査する隠密の役にも従事したせいか、死後、収集資料は幕府により公収されてしまい、残った資料が少ないというのが残念です。樺太探検で使用したという太陽観測用の「天ガラス」の木枠に「sragante」と刻んであり、日本語のラテン文字による当時の表記法はこうだったのか,と興味深かったです(右から左に読むとして「s_ar_ag_n_et」でなく「s_ra_ga_n_te」となるところが)。
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