板谷波山記念館
イタヤハザンキネンカン
日本陶芸界の巨匠、板谷波山の貴重な作品や資料を伝える記念館
5.0 ★★★★★ 総数25 (5件)

当館は、日本の陶芸家として初めて文化勲章を受章した板谷波山の足跡を伝えるため、昭和55年(1980年)波山の生家敷地内に開館しました。
板谷波山(本名は板谷嘉七)は旧下館市に生まれ、東京美術学校(現・東京芸術大学)を卒業。昭和28年(1953年)には陶芸家として初めて文化勲章を受章するなど、輝かしい功績を遺しています。その作品はいずれも格調高い造形と美しい色彩の麗しい作品です。
当館では波山の作品を多数展示しております。また、波山の生家は茨城県指定史跡として当館敷地内で保存公開しています。ここにしかない貴重な作品や資料から伺える波山の至高の世界をお楽しみください。

おすすめポイント・メニュー
【入館料】
一般:200円、団体150円(10名以上)
高校生以下無料
※しもだて美術館との共通券あり
※障害者手帳等をお持ちの方と付き添いの方1名は入館無料
基本情報
住所 | 〒308-0021 茨城県筑西市甲866-1 |
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アクセス | ■JR水戸線「下館駅」北口より徒歩10分 ■常磐自動車道「谷和原IC」から国道294号線経由、約50分 |
電話番号 |
0296-25-3830 |
営業時間 |
10:00~18:00(入館は17:30まで) |
定休日 | 毎週月曜日(休日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日~1月4日) |
駐車場 | 無料駐車場有り |
ホームページ | ホームページはこちらから |
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アクセス
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最新クチコミ

bassbass
投稿日:2024年06月03日
特別展「昭和モダーン、モザイクのいろどり 板谷梅樹の世界」を観てきました。昭和の時代に制作されたモダンなモザイクによる作品は、現代においてもとても魅力的で素晴らしいと思いました。 また、波山記念館のある界隈は、昭和の香りが漂う「蔵」や「火の見櫓」などの懐かしい建造物が残っていて魅了されました。

修ちゃん
投稿日:2022年08月10日
板谷波山生誕150周年記念展をしもだて美術館で見たあとに、久しぶりに訪れました。波山が高齢の方に配った鳩の杖を持たせていただきました。最高の場所です。


メタボン
投稿日:2022年06月19日
現在開催中の陶聖・板谷波山の展覧会「生誕150年記念 板谷波山の陶芸~麗しき作品と生涯~」の一会場として、土曜午後に初訪問しました。こちらは波山の生家(県史跡)を中心として、作品展示館と東京田端にあった工房・窯などを移築した工房から成っています。展覧会中のため、かなりの見学者が来訪していました。生家は醤油醸造や雑貨等を扱い、下館藩御用達の有力商家だったようです。江戸中期頃の商家の様子を良く伝えています。台所や風呂場もあって往時の生活が想像できます。工房には、東京から移築された家族総出で造り上げた三方焚口倒焔式丸窯が復元されており、その特異な構造が興味深いです。製作に重要なろくろや作業台、作業着なども展示されています。また気に入らない作品は惜しげもなく叩き壊す波山の完璧主義は怖いくらいです。作品展示館には故郷で80歳を迎えたご老人に長寿祝いとして贈った「鳩杖」、また戦没した郷土戦士へ贈った観音像が展示されており、故郷に対する波山の並々ならぬ思いに感動しました。