予科練平和記念館
ヨカレンヘイワキネンカン
クチコミ REVIEW
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メタボン
投稿日:2025年06月16日
今年は太平洋戦争の終戦から80年という節目の年なので、予科練平和記念館でも何らかの企画展があると思い、日曜午後に久しぶりに再訪しました。記念館横の格納庫では、来訪者に人気の零戦二一型の実物模型が曳き出されており、子どもを含む見学者が興味深く見入っています。訪問時は記念館開館15周年記念と言うこともあり「ペンを剣にかえて~海軍予備学生の軌跡」という特別展を開催していました。土浦海軍航空隊は予科練教育ばかりでなく、海軍予備学生教育の中心地でもあったということで、その海軍予備学生制度の紹介と、記録の少ない予備学生に焦点を置いた当時の写真作品群(写真家・真継不二夫による)、それに海軍飛行専修予備学生2名の遺した資料が展示されていました。海軍予備学生制度は、大学等高等教育機関出身の学生を海軍幹部として養成するもので、昭和9年の発足時には志願制だったところ、昭和18年の学生の徴兵猶予停止(いわゆる学徒動員)に伴って、動員学生から選抜される形に変遷したようです。強制的に海軍飛行専修予備学生にさせられた2名の展示資料によると、お一方は終戦まで生き永らえたものの、もうお一方は沖縄方面への特攻時に撃墜・戦没されたとのこと。この人には許嫁がおり、ご本人戦没後に、許嫁が遺影と相並んで祝言を挙げたという集合写真が遺されていました。また許嫁に宛てた情細やかな内容の遺書も遺されていました。いかに時勢とはいえ、若い男女を襲った苛烈な運命に胸塞がれる想いです。この許嫁が、その後どのように婚家で遇され、また日々を過ごしたのか、とても気になりもしました。

とうもろこし
投稿日:2025年05月21日
施設の周囲は静かな広場があり、桜の木がいくつも植樹されているので、静かなゆったりしたお花見にもとても良い場所です。建物内は通常有料ですが、年に何度か町民は無料になる日があります。

とうもろこし
投稿日:2025年02月13日
予科練記念館と隣の広場の共有駐車場です。 記念館は年に1回ほど入場料無料の日があり、かなり込み合います。 記念館の正面も広々としているので、散歩して気持ちをゆっくりさせるのにも良い場所です。

とうもろこし
投稿日:2024年11月16日
とてもキレイに整えられた公園です。駐車場から右側が遊具や広々したエリアがある公園で、左側に平和記念館や外には回天などの模型があります。 茨城県民の日は平和記念館が無料で入れます。

メタボン
投稿日:2024年05月22日
GW期間中に再訪。常設展示に加え、令和5年度企画展「甲種第14期予科練の諸相」(2/24~5/26)が開催されていました。甲種14期の予科練生と言うのは、昭和19年4~10月に採用された約4万人の練習生を指し、甲種予科練史上で最も入隊者の多かった期だそうです。しかし既に日本の敗色は濃くなり、航空機や燃料等の物資不足も手伝って、この期の練習生の教育は殆ど為されなかったとのこと(昭和20年に教育中止)。各地航空隊に練習不足のまま配属され、主に基地整備や特攻訓練に携わっていたようです。特攻兵器としては、2人乗り潜航艇「海龍」、5人乗り小型潜水艦「蛟龍」、モーターボート型の特攻艇「震洋」等で訓練していたそうですが、これら特攻兵器への搭乗に際しては、本来なら航空機に搭乗するはずだった予科練生としての誇りを少しでも体現するよう、飛行服を着用して搭乗したとか。そんなエピソードひとつ取っても、とても切ない思いにさせられます。また予科練教育等で気合を入れたり、懲罰のために使われたと言う海軍精神注入棒(バッター)の実物(?)も初めて観ました。

とうもろこし
投稿日:2024年04月13日
初めて訪問しました。モダンで新しい建物が、広い敷地内にあります。建物内は有料ですが外の零戦や回天のレプリカは無料で見学できます。駐車場も無料で、外にトイレやベンチなどあります。

メタボン
投稿日:2022年10月02日
今年度の企画展で、10月30日まで開催中の「霞空100年記念展」を見学に再訪しました。新型コロナ禍の影響で、入館時に予約済みと未予約では対応が変わっており、常設展示の方の入室人数制限も設定されています。しかし「窮迫」室での昭和20年6月10日の阿見空襲の動画映像や「特攻」室での特攻の動画映像は、見るたびに心痛むものです。常設展示室の見学が済んだ後、企画展を見学しました。霞ヶ浦海軍航空隊が開隊したのが大正11年で、今年で丁度100年経つことからの企画展です。阿見町内等の関係者より提供された多くの写真で、航空隊の基地内の様子などが理解できました。特に、昭和4年にツェッペリンの飛行船が飛来した際の写真や、昭和6年に北太平洋横断飛行の途中で立ち寄ったリンドバーグ夫妻の写真が興味深いです。ツェッペリン飛行船を収容した大きな格納庫は、第一次世界大戦後に敗戦国ドイツから接収したものだと知りました。また現在10月に実施されている土浦全国花火競技大会の起源は、土浦・神龍寺住職と山本五十六大佐(当時)との話し合いで、航空戦死者を慰める趣旨で始まったのだそう。意外なところで意外な歴史を知ることができました。お土産として「そらブレンド・ともブレンド・さくらブレンド」をセットとした「予科練オリジナルコーヒー」を購入し、自宅で味わいました。

つくまる
投稿日:2022年04月23日
館内は撮影できませんが、貴重な映像を沢山みられました。戦争の知識が沢山得られて、必ず忘れません。いい経験をさせていただきました。

かいち
投稿日:2021年11月07日
やっと、臨時休館から 開館になりました。長かったです。 感染症対策して、日本の歴史を学びにまた行きます。
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