今後はサッカーを通じた地域活性化の取り組みもさらに加速していきます!
県北6市町が新たにホームタウン加入! 地域振興の取組みにも期待
9月27日(火)に開催されたJリーグ理事会での承認を受け、水戸ホーリーホックは水戸市で記者会見を開き、茨城県北の6市町をホームタウンに追加することを発表しました。 従来のホームタウンである水戸市、笠間市、ひたちなか市、那珂市、小美玉市、茨城町、大洗町、城里町、東海村に加え、新たに日立市、常陸太田市、北茨城市、常陸大宮市、高萩市、大子町を加えた計15市町村がホームタウンとなります。 これにより、ホームタウンの総人口は100万人を超える規模に拡大。会見では小島代表取締役社長をはじめ、水戸のホームタウン推進協議会会長、新加入の各市町代表者によるコメントが発信されました。 「今後もホームタウン各地でのサッカー教室や、ホームゲームでの市町村の日開催を企画している。また『ホームタウンホーリーくん』や『ホームタウンPR大使』の活動なども新たな市町と実現していきたい」と今後の展望を話す小島耕社長。 その他、各市町での新たなサッカースクールの開設や、ジュニア(小学生年代)・ジュニアユース(中学生年代)の下部チーム創設、全国から子どもたちが集まるサッカーフェスティバルなどのイベント実施など、県北地域の交流人口を増やす施策を検討していることを発表しました。
水戸ホーリーホック代表取締役社長 小島耕氏
「強くなることだけがクラブのあり方ではありません。地域課題の解決、地域貢献の拡大を今まで以上に15市町村の皆さんと一緒に実現していきたいと思います。また、日本を代表する選手やサッカーに係る人材を作っていきたいと思っています。今日の日を境に、たくさんの夢が実現することを願っています」
各市町代表コメント
水戸ホーリーホックホームタウン推進協議会 会長:高橋靖水戸市長 6市町のホームタウン加入は大変嬉しいし、各市町の英断に感謝したい。スタジアムへの誘客のために市場の拡大はとても良いこと。各地域にサポーターが増えれば応援してくれるスポンサー企業も増えるので、ホーリーホックの財務基盤強化にも繋がる。また一方で、今回の拡大によってホーリーホックは各市町に対してどのような地域貢献ができるのか、ホームタウン推進協議会としてもよく議論していく必要がある。全国には1700を超える市町村があるがJリーグ加盟クラブは58しかない。持ちたくても持てないのがJクラブであり、新たにホームタウンになられた市町には、『我が町にはJクラブがある』というブランド価値を更に拡げて貰えればと思う。これからもホームタウン推進協議会の15市町村でしっかり歩んでいきたい。
豊田健司 北茨城市教育長 この度ホームタウンに加入できたのは大変名誉なこと。これからホームタウンとしての役割を果たしていきたい。また何よりもホーリーホックの活躍を楽しみにしている。今後は北茨城市としてもスポーツを通した元気な明るい街づくりの推進を目指し、ホーリーホックと連携を強化していきたい。
大内富夫 高萩市教育長 高萩は元々スポーツ熱が高く、特にサッカー熱は子どもたちの中で一番高い。これまではJ1鹿島アントラーズのファンという方が多かったが、最近ではホーリーホックファンも増えてきたと感じている。チームがJ1昇格の夢を叶えたなら、子どもたちにも素晴らしい影響を与えられるのではないかと活躍を期待している。
折笠修平 日立市教育長 ホーリーホックとは平成24年からスポーツ観戦機会の推進や地域交流を図るための地域振興策を行ってきた。子どもたちが夢や希望を持ち、健全に育ってくれることにスポーツが貢献している。また先日市内で行われたエリートリーグ『JX金属サンクスマッチ』ではリーグ最高の約1700人もの来場者数を記録。県北におけるホーリーホックへの関心と熱量の高さを改めて感じている。今回のホームタウン加入により、これまでの協力関係を幅広い分野で発展させ市民生活が更に豊かになるものと期待している。
宮田達夫 常陸太田市長 今の率直な気持ちを表すため、今日はホーリーホック・ブルーミングを意識し自宅にある青いものを身につけてきた。今回のホームタウンのお話があった時、すぐに快諾を決めた。日頃から職員には『仕事は熱く、趣味は夢中で、家庭に優しく』と常々言っている。今回を機に、先輩である水戸市長を始めとするホームタウンの方々にご指導を仰ぎながら、県北地域と常陸太田、そしてホーリーホックを熱く、夢中に支援をして参りたい。
鈴木定幸 常陸大宮市長 茨城県を俯瞰で見ると県南に注目が集まる状況だが、何とか県都水戸市に茨城県を牽引して欲しい思いがある。そうした折にホームタウン加入の話があり、快諾させていただいた。ショートムービーで『今日来た子ども達に何か残せたかな』という言葉があったが、なかなか夢を持てないこの時代に、子どもに夢を与えられる数少ないジャンルのひとつがスポーツだと思う。市内のサッカー施設も活用しながらホーリーホックのファンを作っていければ。サッカーの臨場感は、その場に行ってこそ感じることが出来る。一人でも多くの子ども達がスタジアムに行ってくれるような事業展開をしていく。
高梨哲彦 大子町長 水戸市と大子町の間には若干距離感はあるが、この距離感を埋めることが私の仕事だと思っている。ホーリーホックの活躍によって、大子町でサッカーをしている子ども達や町民の方々が元気を貰えたらと考えている。また、コロナ禍で地方の魅力が見直されているなか、町への経済効果も大いに期待している。皆様の力を借りながら大子町とホーリーホックの発展、そして高橋水戸市長を始めとするホームタウンの皆様の活動に加えさせていただき、互いにWin-Winの関係になるように取り組んでいきたい。
ホーリーホックHPからプロモーションムービーを観ることができます https://www.mito-hollyhock.net/news/p=22152/
10月2日(日) J2リーグ第39節 ジェフユナイテッド千葉戦は県北6市町村の観光PRブースが出店!
10/2ケーズデンキスタジアム水戸で行われるJ2第39節ジェフユナイテッド千葉戦は、当初「大洗町の日」として単独イベントを予定していましたが、今回の新ホームタウン加入に合わせ「県北ホームタウンデー」を追加し拡大することが決まりました! 大洗町に加えて、県北6市町に在住・在勤・在学している方も優待価格で観戦チケットが購入できます。また県北6市町の観光PRブースが出店。来場した方が楽しめる各種イベントを用意しています。 当ゲームは【声出し応援適用試合】。コロナの流行以降まだ一度も達成していない「来場者数5000名」を目指し、皆でホーリーホックを熱く応援しよう!
*チケットや試合の詳細はHPをチェック! https://www.mito-hollyhock.net/
バックナンバー
Vol.124 水戸ホーリーホック30周年記念イベント ~後編~
Vol.123 水戸ホーリーホック30周年記念イベント ~前編~
Vol.118 2024Jリーグ開幕直前!
水戸ホーリーホック密着レポート
Vol.116 「2024シーズン新体制発表イベント」レポート
Vol.103 いばらきサッカーフェスティバル2023 マッチレポート
Vol.99 アツマーレから選手たちの公開自主練習をレポート
Vol.98 キャプテン新里涼選手と振り返る2022シーズン
Vol.96 県北6市町 ホームタウン追加決定記者会見