沖縄キャンプで守備の連係を中心に戦術を浸透!
新旧の融合と調和を図った充実の11日間
2015年からシーズン開幕前に実施されている水戸ホーリーホックの沖縄キャンプ。 今年は1月25日から沖縄県豊見城市の豊見城総合公園陸上競技場を拠点に敢行されました。 豊見城でのキャンプは今年で5回目となり、既存の選手はすっかり慣れ親しんだ環境。 沖縄県と豊見城市による歓迎セレモニーやコロナの影響で4年振りの開催となった豊見城市の子どもたち対象のサッカー教室も行われた中、11日間のキャンプで今季初となるJクラブとのトレーニングマッチや二部練習を実施しました。
▲(上)2020年から豊見城市でキャンプを敢行し、今年で5回目のキャンプとなった ▼(左)歓迎セレモニーでは徳元次人市長、豊見城市教育部長の赤嶺氏から記念品を贈呈 (右)チームから豊見城市へサイン入りユニフォームを贈呈
就任2年目となる濱崎芳己監督の下、今季は9人の高・大卒ルーキーを含む16人が新加入し、メンバーの半数近くが入れ替わった水戸。 昨年は失点数がワースト上位に入ったことから、キャンプ中は守備の連係を強化するトレーニングを中心に実施。 全ポジションの選手がワンプレーごとに入念に確認し合い、練習後もホワイトボードの前でミーティングを重ねながら、組織的な守備を構築していました。
▲(左)キャンプ中は連日、守備を重点的にトレーニング (右)J1昇格に向けて不退転の覚悟を示す就任2年目の濱崎芳己監督
▲(左)昨年の同時期と比較して、強度の高い練習で全体のギアを上げるチーム (右)加入2年目のFW草野侑己選手。怪我に悩まされた昨年の鬱憤を晴らすシュートに注目(下)ボランチとして覚醒が期待されるMF髙岸憲伸選手
キャンプではJ1・G大阪やJ3・FC琉球などJクラブと練習試合を実施。 G大阪戦は1-2で惜敗し、キャンプ最終日の琉球戦は3-1の勝利で締め括りました。 選手は前線からアグレッシブなプレスでボール奪取し、素早く攻撃に転じる今季のスタイルを貫き、セットプレーや5バックの対応などキャンプで取り組んだ戦術を浸透させていきました。 まだ新旧の融合や調和の過渡期であり、攻守ともにトライ・アンド・エラーを繰り返していましたが、ルーキーを中心に新加入選手が自身の持ち味を発揮。 開幕スタメンに向けて、猛烈にアピールする姿が見られました。
▲(左)得意のビルドアップでゲームを組み立て、チームを牽引するDF長井一真選手 (右)エースストライカーのFW安藤瑞季選手。昨年はチーム最多の9得点を獲得。今年は二桁得点を狙う ▼(左)柏レイソルから期限付き移籍中の落合陸選手。ゴールに直結するプレーで開幕スタメンに向けて猛アピール(右)高速ドリブラーのMF得能草生選手。昨年は2種登録ながら開幕戦や最終戦など重要な試合に出場
▼左)大卒ルーキーのDF石井隼太選手。昨年の最終戦・清水エスパルス戦はスタメン出場で活躍 (右)宇佐美貴史選手や半田陸選手など在籍するG大阪とのトレーニングマッチは1-2で惜敗 (下)2025年加入内定の筑波大学所属DF沖田空選手も沖縄キャンプに帯同
地元の少年少女たちとのサッカー教室を開催♪その模様をちょっぴりお届け!!
▲(左)サッカー教室には豊見城市内の5クラブと伊良波中学校女子サッカー部が参加 (右)シュート対決で盛り上がる選手と豊見城のサッカー少年少女ら
▲(左)選手と子どもたちの混合チームで行われたミニゲーム大会は大熱狂(右)選手は時折プロの技を披露。ミニゲームはリラックスした雰囲気で盛り上がりを見せた
▲(左)サッカー教室後は各グループで記念撮影(右)選手も使用する練習着が当たるじゃんけん大会も大盛況!
開幕直前の恒例!茨城ダービーが2月10日に開催 カシマスタジアムで鹿島と因縁の対戦へ!
茨城のサッカーファン待望のダービー戦「Jリーグプレシーズンマッチ いばらきサッカーフェスティバル2024」が2月10日(土)14時にカシマスタジアムで開催されます。
一昨年、水戸が初制覇し、昨年は2-0の完封勝利で連勝を遂げたプレシーズンマッチ。
果たして水戸はアウェイの地で、3大タイトル奪還を狙うポポヴィッチ新監督率いる常勝軍団から3年連続で白星を奪えるか。
今季の両チームを占う前哨戦を、是非スタジアムで見届けましょう!
Jリーグプレシーズンマッチ
いばらきサッカーフェスティバル2024 のご案内(公式HP)
バックナンバー
Vol.124 水戸ホーリーホック30周年記念イベント ~後編~
Vol.123 水戸ホーリーホック30周年記念イベント ~前編~
Vol.118 2024Jリーグ開幕直前!
水戸ホーリーホック密着レポート
Vol.117 開幕直前!沖縄キャンプレポート2024
Vol.116 「2024シーズン新体制発表イベント」レポート
Vol.103 いばらきサッカーフェスティバル2023 マッチレポート
Vol.99 アツマーレから選手たちの公開自主練習をレポート
Vol.98 キャプテン新里涼選手と振り返る2022シーズン