メロン生産量日本一！茨城県でおいしいメロンを味わいつくす特集～Part.1～

◎いばらきメロンについて、詳しくは「いばらき食と農のポータルサイト　茨城をたべよう」でチェック！

JA水戸茨城町メロン部会に所属する柳洸太さん(柳農園/茨城町)を訪ねました。代々農家を営む家に生まれ、自然と就農の道を選んだという柳さん。メロン栽培は元々お父様の代でスタートしたそうで、この地域のメロン農家の先駆けの一軒です。「昔はアンデスメロンやクインシーなども作っていましたが、今は1ヘクタールの面積でイバラキング、オトメ、レノンの三種類を栽培しています。そのうち約半分がイバラキングです」と柳さん。

柳農園のイバラキングとレノンは、JA水戸茨城町メロン部会オリジナルブランドの「ひぬまの恵み　愛ちゃんメロン」としても出荷しています。愛ちゃんメロンは、メロン本来の美味しさを追求するために茨城町の気候と土壌に合った農法で、有機肥料を使用し化学肥料・化学合成農薬を５割以上削減して栽培された「いばらきエコ農作物」認証を受けています。そのぶん手間ひまはかかりますが、生産者とJA水戸の「美味しいメロンを届けたい」という想いが詰まっています。

茨城県オリジナル品種「イバラキング」の特徴について、柳さんに伺いました。「イバラキングはとにかく抜群に味がいいです！甘いけれどくどくなく、さっぱりと食べられます。大玉で、他のメロンに比べると種の部分が少なく可食部が多いですね。でも、上手に作るのはなかなか難しいんですよ」と言います。

病害への耐性が他の品種に比べて弱く、また美しいネットの形を出すのが大変なのだそう。より繊細な管理を求められるイバラキングですが、柳さんは「だからこそ面白いし、何より美味しいから作っています」と情熱を燃やします。

そんな柳さんの作るイバラキングは、2023年に開催された県主催メロン品評会「King of IBARAKING」コンテストでブロンズマイスター賞に輝き、プロからも高い評価を得ています。

今か今かと収穫を待つイバラキングのハウスを見学させていただきながら、美味しいメロンづくりの秘訣を聞いてみました。「基本的なことをしっかりと、です。毎日の天候を見て、ハウスの換気や水の管理、病害がないかチェック。茨城町はメロン最大手の鉾田市より寒いので、そこが難しいところですね。でも、うちの畑は、昔から水はけ良く適度な保水性もあってメロンに合っている土壌なのか、勝手に甘くなってくれるんですよ(笑)」と柳さん。

JA水戸茨城町メロン部会のメロンは、「グリーンハウスひぬま」で購入することができます。生産者のこだわりが詰まった、茨城県でしか出会えない美味しさをぜひ味わってみてください！

グリーンハウスひぬまについて　詳しくはこちら（茨城をたべよう）

https://www.ibaraki-shokusai.net/shop/shops3?id=7472