栗好き必見!栗王国茨城で味わう秋の味覚!!
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秋の味覚といえばやっぱり『栗』!茨城県は栗の栽培面積・出荷量ともに全国第1位を誇る栗王国!県央部を中心に広がる豊かな栗畑では、9月から11月にかけて多彩な品種が次々と旬を迎えます。今回は、茨城の栗や笠間地区で育つ多彩な品種をご紹介。滅多に市場に出回らない幻の栗『飯沼栗』も登場します。さらに茨城県産の栗を味わえるおすすめのお店もピックアップ!栗尽くしの特集で茨城の栗の魅力をたっぷりお届けします!
茨城の栗とは?
日本における栗の歴史は米よりも古く、縄文時代の遺跡からは保存や調理の痕跡も見つかっています。茨城では、明治30年頃から栽培が始まりました。現在栽培が盛んなのは、笠間市・かすみがうら市・石岡市など県央部の地域です。平地林が多く年間を通して穏やかな気候に加え、保水性に優れた火山灰土壌が香り高い栗を育んでいます。さらに、一大消費地である東京に近いことから農地面積も年々拡大。栽培面積・生産量ともに日本一を誇る栗の産地となりました。
日本で採れる栗は「日本グリ」と呼ばれ、現在は「和栗」とも言われ浸透しています。「日本グリ」は、世界四大栗の中でも大粒。国内で品種登録されているだけでも100種を超え、それぞれに個性ある味わいを楽しめます。茨城では、9月上旬に収穫が始まる早生(わせ)品種の「丹沢(たんざわ)」「ぽろたん」「人丸(ひとまる)」が始まります。そして9月下旬から10月上旬に旬を迎える中生(なかて)品種の「筑波」「銀寄(ぎんよせ)」「利平(りへい)」。最後に10月上旬から10月下旬に収穫される晩生(おくて)品種の「岸根(がんね)」「石鎚(いしづち)」。時期によって様々な品種の栗に出会えます。成熟期が種類によって異なるため、秋の間を通して多彩な栗を味わえるのが大きな魅力です。
さらに、特別な栽培方法で育てられる希少なブランド「飯沼栗」や、貯蔵期間を経てから出荷される「笠間の栗『極み』」など、種類は実に豊富。秋には、都内では「茨城をたべよう収穫祭」、イバラキセンスでの「笠間の栗フェア」が開催予定。県内でも、笠間市の「かさま新栗まつり」など栗のイベントやフェアが盛りだくさん!余すところなく満喫できます。まさに、これからが茨城の栗の本番です!

早生品種:ぽろたん

早生品種:丹沢

中生品種:利平

中生品種:筑波
もっと詳しい品種の説明は茨城をたべようで!
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