日立市は市内に4つもの図書館がある本に恵まれた街!今回はそんな日立市の図書館に勤務する司書の方に、読書がもっと楽しくなる方法やオススメの1冊をお聞きしました!
夏休みといういつもと違った日常に、これから訪れる秋の夜長に、読書にふけってみてはいかがですか?

大人向けの本が約28万冊、子ども向けの本が約14万冊と、市内で一番の蔵書数を誇ります。郷土資料室や参考図書室が設置されており、日立市にゆかりのある人物・企業の文献や行政資料、事典の蔵書が多いのも特徴のひとつ。過去の新聞記事検索も可能です。


  • 「ナルニア国ものがたり」シリーズ
    C.Sルイス 作 / 瀬田貞二 訳

    偉大なライオン「アスラン」が作った、不思議な生き物たちが暮らす自由の国「ナルニア」。その誕生から滅亡までを、7つの物語で描いたファンタジーです。


  • 「夏の朝」
    本田昌子 作

    亡き祖父の家で、時を越えて自分のルーツや周囲の人々の思いを見つめなおす物語。作者の本田昌子さんはかつて日立市に在住、移動図書館も利用していた方です。


  • 例えば国語の教科書に掲載されていた作品など、ひとつの作品に出会ったら同じ作家の違う本も読んでみてはいかがでしょうか。好きな作家を見つけると、過去の作品やシリーズ物など継続的な読書が楽しめます。また、人から勧められた作品を読むことももちろん良いですが、自分で面白いと思える作品に出会えたときの喜びは格別です!

記念図書館

住 所 幸町1-21-1
電 話 0294-24-7714
時 間 9:30~18:00(祝日以外の水曜は〜19:00)
休館日 毎月最終月曜

南部図書館の一番の特徴は「子育て支援」。おはなしのへやには水曜~土曜日に保育士が駐在しています。また、赤ちゃん絵本をプレゼントするブックスタートも毎週日曜日に開催。サポーターズくらぶによる親子工作などの行事も企画しています。


  • 「ぼくとあいつのラストラン」
    佐々木ひとみ 作

    大好きなジイちゃんが亡くなるところから物語は始まります。お葬式の日に「あいつ」があらわれ、行動を共にすることに。心優しい主人公の成長物語です。


  • 「ロビンソン漂流記」
    ダニエル・デフォー作 / 中野好夫 訳

    無人島に流れ着いたロビンソン・クルーソーは、そこで新生活を始めます。孤独と戦いながら、懸命に生き抜く姿を描いた手に汗握る冒険小説です。


  • 楽しみ方のひとつとして、仲間と一緒に本を読むことが挙げられると思います。自分では手に取らなかったであろう分野の本に触れられたり、同じ本を読んでも感じ方が違って感想を言い合ったり。交流することが読書の幅を広げるのではないかと思います。南部図書館でも、交流の場として月に2回「ブックパーティ」を開催しています。

南部図書館

住 所 久慈町3-24-1
電 話 0294-29-1125
時 間 9:30~18:00(祝日以外の水曜は~19:00)
休館日 毎月最終月曜

ガラス張りで日光を取り込み、板張りの床もあたたかみを感じさせるのが特徴の十王図書館。「鵜」に関連する書籍や資料の収集にも力を入れています。十王の十(ten)、天使の天にちなんだキャラクター「テンちゃん」のお話会も開催。


  • 「父と暮らせば」
    井上ひさし 作

    原爆が投下された後の広島を舞台にした作品。亡くなったはずの父が娘の前に現れます。1人原爆から生き残った娘が抱く罪悪感から、父が解放していく物語。


  • 「夏の庭」
    湯本香樹実 作

    夏休み、3人の男の子が「死」について考えこみます。そこで近所に住む変わり者のおじいさんを観察することに。子供たちとおじいさんの奇妙な交流を描きます。


  • 好きな作家の本や新聞、雑誌など自分の興味のある事を調べたり、読んだりすることが一番です。図書館や本屋をぶらぶら歩くことで、新しい1冊に出会えることも。また、好きな作家が薦める「読書案内」から本を探してみるのもどうでしょうか。十王図書館では、話題の本コーナーもあるのでぜひご利用下さい。

十王図書館

住 所 十王町友部202-1
電 話 0294-20-2345
時 間 9:30~18:00(祝日以外の水曜は~19:00)
休館日 毎月月末(土日祝日の場合は直前の平日)

子ども読書活動推進の拠点として、他館に比べ子ども向けの蔵書が多くあります。一般の貸し出しスペースとは独立した「子ども図書室」を設置。子連れのお母さんたちから、子供たちの声など気兼ねすることなく利用できると好評です。子ども読書アドバイザーも駐在。


  • 「跳びはねる思考」
    東田直樹 著

    会話でコミュニケーションをとることが苦手な自閉症者本人が、書くことで自分の思いを伝えた1冊。理解されにくかった自閉症者の内面を垣間見ることができます。


  • 「モモ」
    ミヒャエル・エンデ作/大島かおり 訳

    時間どろぼうの一味と、彼らに盗まれた時間を取り戻した少女・モモの物語。時間に追われることが多い現代の人々に、「時間」の意味を考えさせてくれる作品です。


  • 比較的昔に書かれた作品を読んでみると、現代と違う点やそれとは逆に現代に共通した考え方など新たな発見があります。また、過去に1度読んだ本をもう一度読んでみるのもオススメ。当時は分からなかった作品の背景や、また以前読んだときとは変わっている自分の感性に気づくことができるかも!これも新たな発見ですね。

多賀図書館

住 所 末広町1-1-4
電 話 0294-33-2655
時 間 9:00~18:00(祝日以外の水曜は~19:00)
休館日 毎月月末(土日祝日の場合は直前の平日)
日立エリア・ナビ

BRT沿線 ぶらり途中下車の旅

この記事を読む77年間愛された常北太田駅から鮎川駅を結ぶ日立電鉄が廃線になったのは平成17年のこと。渋滞問題が…

17歳の少女が最速を目指してFIA-F4に挑戦

この記事を読む日立市在住の17歳の女の子。現在、学校を休学してまで彼女が真剣に取り組んでいるもの。それは…

読書がもっとたのしくなる 読書のススメ

この記事を読む日立市は市内に4つもの図書館がある本に恵まれた街!今回はそんな日立市の図書館に勤務する…

若きヴァイオリニスト小林日和さん

この記事を読む小学1年生から始め、最初は8分の1サイズだったヴァイオリンも今ではもちろんフルサイズに。…

赤羽緑地 自然観察ふれあい公園

この記事を読む「関東・水と緑のネットワーク拠点100選」や「いばらき子どもいきいき自然体験フィールド100選」…

日立さくらロードレース2015レポート

この記事を読む2015年4月5日、満開の桜の下で行われた日立さくらロードレース2015。日立市民に限らず全国各地から…

ログイン

ゲストさん おはようございます
ログイン 新規会員登録
※消費税総額表示の義務化に伴い、当サイト内に記載している価格も総額(税込)表示をおこなうように随時切替え・更新をしております。そのため、切替え期間中は「税抜価格」表記と「税込価格」表記が混在する可能性がございます。ご利用の際は予め店舗様へのご確認をおすすめいたします。

ご掲載中の店舗様へ

ニュース

天気予報

どこでもいばナビ

いばナビ!ケータイ版QRコード

掲載ご希望の店舗様へ

かえっぺのLINEスタンプ