福島県と茨城県の県境にある八溝山の北側から太平洋へと流れる久慈川。実はここ、日立では数少ない水面反射の撮影ができるスポットなんです。日立市では、夕焼けを綺麗に撮影できる場所が少なく、いつもは市外に撮影しに行っています。しかし、唯一、水越しに撮影できる久慈川は、穴場的な存在で私のお気に入りの場所。これは写真が暗くなる特殊なフィルターを使用し、長秒撮影で滑らかに見えるように仕上げました。/撮影者:小池隆順
ほぼ太平洋の海岸線に沿って建設されている日立バイパス。一般道としては全国的にも珍しい海上橋梁のこの場所は、市内でもまれなきれいな写真が撮れる場所だと思います。ロケーションの良い海の上を通る国道にカメラを向けました。実際は、ナトリウムランプなので、オレンジ系の照明ですが、非現実的な近未来の空間を演出したくて青系に現像してみました。そうすることで、普通に撮影したのでは表現できない迫力が出たと思います。/撮影者:小池隆順
連続で撮影した数十枚の写真を比較明合成して星の動きを現した一枚です。ここは街の灯りで夜空が明るいため、短い露光時間の写真を数多く重ねることで軌跡を長くしています。撮影中はどんな軌跡になるか確認できませんが、カメラを向ける方角で、ある程度は結果を予想できます。この写真は東向きで、パラボラの前に直線状に軌跡が伸びるように撮りました。現在、このパラボラは電波望遠鏡として宇宙観測に活用されています。/撮影者:新垣宏久
日立市民なら誰しも一度は訪れたことがあるだろう場所と言えばかみね公園。遊園地や動物園を併設し、頂上には展望台もある日立市のランドマーク的存在。日立の全景を見渡せる絶景の場所です。四季折々の色を楽しめる自然豊かな場所で、小学校の遠足などで一度は行ったことがあるのではないでしょうか!!春の桜の時期も良いのですが、案外オススメなのは冬の空気が澄んだ時期に見える水平線が絶景です。どうぞ皆様行ってみて下さい…。/撮影者:稲田佑樹
日立市立十王図書館へ向かう途中、田の代かきで忙しそうに作業をしている中、男の子の誕生を知らせる鯉のぼりが。男の子に幸せな人生を送って欲しいという願いを込めて揚げられた鯉のぼりを、青葉、若葉を吹き渡るうららかな風が、さらに元気にはためかせています。その背景にはどっしりと石尊山が見守っている。その風景が私を止め、パチリと1枚シャッターを切らせました。高齢化の進む山裾の集落に久々に見る元気の出る風景でした。/撮影者:松原洋一
彼此28年前、毎朝12月になると鵜ノ島に鵜が飛んでくるのを撮影に行きました。以前は、藪で誰も入ってこない知る人ぞ知る撮影ポイントで有った。鵜も沢山飛来していました。今では、誰でも行ける散歩コースになって素敵にはなりましたが、人が沢山入る事で鵜の飛来も余りなくなりました。開発の影響でしょうか?しかし、思い出の多いこの場所が自分は日立で一番好きです。年に、数回しか行かなくなりましたが素敵な場所です。/撮影者:稲澤有二
日立市民であれば誰でも知っているであろう入四間町の御岩神社。参道を進むと大仁王門の右手前に推定樹齢600年の神木・三本杉が天をつく…。長い歴史の中でこの地を見守り続けている巨樹。凛とした空気感を自分の肌で感じながら、その木の生命力に敬意を払いつつ静かにシャッターを切りました。日本で最強クラスのパワースポットと称される御岩神社は神々しい雰囲気を持つ豊かな自然が溢れています。カメラを片手に参拝に訪れてはいかがでしょうか。/撮影者:及川隆史
(※内容は2016年11月25日時点のものです)