日立市が誇る『うまいもんどころ』認証品
茨城県も認める地元食材使用の自慢品!
平野が多く温暖な茨城県は、全国的に見てもトップクラスの農業産出額2位!畜産では、全国初の銘柄豚として認証されたローズポークを筆頭に、食味日本一に輝いた奥久慈しゃもなど、魅力的な素材に事欠きません。
このように優れた茨城県産の農林水産物や加工品の中でも、品質が確保された商品にだけ与えられる『うまいもんどころ』の称号!!
そんな称号を与えられた名品が工業都市としても有名な日立市にもあります♪今回はそんな日立市の名産品のお話です!
(※内容は2016年2月25日時点のものです)
『うまいもんどころ』とは・・・?
現在、552品目がそのキャッチフレーズを使うことが許されている『うまいもんどころ』。茨城県が認証するこの『うまいもんどころ』は、豊かな茨城県の食材や優れた茨城県産加工品に対して与えられ、県内外へのPRにもひと役買っています。茨城県としても、登録を許可した商品に対しては、『うまいもんどころ』認証品を扱う店舗にはポップなどを無償で提供。公式webページでは県内の「うまいもんどころ」認証品を紹介しています。
担当の荒木さんも「茨城の食材を使って茨城で加工された商品でも、担当になったばかりのときは食べたことのない商品がたくさんありました。担当をするようになって、接していくうちにその魅力がわかってきました。茨城の素材を使い、茨城で加工された商品なので、まずはぜひ地元の人たちに食べてもらいその美味しさを知ってもらいたいですね。スーパーなどでも、『うまいもんどころ』ステッカーが貼られた商品が並んでいることもあると思います。そんなとき、そのステッカーをきっかけに、地元素材で作った地元産のその商品を手に取ってくれればうれしいですね」と話してくれました。
認証ナンバー55/小松水産株式会社「久慈浜しらす」
鮮度が命の久慈浜しらす
こだわりが詰まった逸品
日立市が認定する、地元産の優れた品質の商品にだけ与えられる「日立市地域ブランド」にも認定されている久慈浜しらす。日立市と東海村を分ける久慈川河口域で釜揚げシラスを生産する6社からなる組合を立ち上げ、こまつ水産が音頭をとる形で商標登録を取得しました。そんな久慈浜しらすは、以前から良質のイワシが獲れる海として知られていた久慈浜沖で水揚げされたシラスのみを使った釜揚げシラスです。しかも、ただ久慈浜漁港で水揚げされたシラスのみを使うだけでなく、その色やサイズにもこだわり、厳しい基準をクリアしたシラスだけを釜あげしたものが久慈浜しらすとして市場に提供されます。
釜揚げシラスで重要なのは、いかに鮮度の良いシラスをすぐに加工できるか…。鮮度を守るために漁師たちが船上でひと工夫もふた工夫も重ねた冷却術を用い、漁港からクルマで5分とかからない工場にすぐに運んで加工する。そんな苦労を重ねてできあがるのが、エグミもなく、甘塩で口当たりが滑らかな久慈浜しらすなのです。
地元に支えられている
だからこその茨城じるし!
元々はサンマのみりんぼしや干物のみを製造していた小松水産。その中で、現会長の小松清一さんが名物「いかかば」を開発し、久慈浜で水揚げされたシラスを使った釜揚げシラスの提供をはじめました。「地元の資源を使って仕事をさせてもらって、その中で地域にも貢献しようと…。丁度、震災前に久慈浜しらすをブランド化し、立ち上げるときに『うまいもんどころ』の話を聞き、登録ということになりました」と話します。
業界初となる、消費者への安全な食品提供を可能にする国際規格ISO22000を取得した小松水産。品質が確保された商品だけに与えられる『うまいもんどころ』ブランドとのマッチングは確かに良い組み合わせでした。その相性の良さもあってか、2014年の『茨城を食べよう収穫祭』で、一般消費者の投票で決まる『うまいもんどころ逸品★コンテスト生鮮品部門』で見事大賞を獲得。事実、地元日立でも贈り物やお土産として人気です。こだわりのつまった久慈浜しらす…まずはひと口体感してください。
久慈浜で水揚げされるシラスの仕入れには会長自ら港へ出向きます。納得のいく鮮度の良いシラスだけを調達。
県主催のイベントで行われた人気投票でNo.1に選ばれるなど、自他共に認める久慈浜の誉です♪
久慈浜しらすは60gで324円(税込)。魚体は1cm~2cmで塩分濃度も決められるなど細かい規定があります。
小松水産で運営するしらすパークに行けばいつでも久慈浜しらすを買い求めることができます♪
【電話】0294-52-5501
【住所】日立市留町1045-2
【時間】9:00〜18:00
【定休】水曜
【いばナビ】http://ibanavi.net/shop/771/
久慈浜しらすの他、何種類ものシラスを販売している他、さんまのみりん干しや干物といった水産加工品を豊富に取り揃えているこまつ水産株式会社のしらすパーク。時間が合えば、壁越しにいかかばや干物を加工している様子を見学できます♪
認証ナンバー91/肉のレストランくらた「常陸牛特選焼肉弁当」
常陸牛専門店が作る
特別で美味なるお弁当
日立市でも屈指の人気を誇る常陸牛専門の焼肉店・肉のレストランくらた。創業は昭和49年という老舗です。常陸牛ブランドが立ち上がる以前から焼肉店を営んでいた倉田さんは、常陸牛と出会い、その美味しさに惚れ込んで、いまの常陸牛専門店へと歩んできました。
ひと口に常陸牛といっても、B4〜A5ランクまでその格付けは比較的差があります。肉のレストランくらたでは、常陸牛の中でも最高峰クラスのA5・A4ランクの肉しか取り扱わないと言います。しかも、年に数回は品評会で賞を受賞したメダル牛を1頭買い。その年の最高品質の肉を仕入れることで、いまある肉の最高峰を知り、肉のことを隅々まで知り尽くすための努力を惜しみません。
そんな店主の倉田さんは、「常陸牛の弁当を作るなら圧倒的に美味しい弁当じゃなきゃいけないと思ったんだよね。だから、どこにでもあるようなカルビ弁当じゃなくってこの特選弁当を作ったんだよ」と、この常陸牛特選弁当を作ったときのきっかけを話します。事実、この常陸牛特選焼肉弁当は特上サーロインを限界ギリギリまで厚切りにカット。非加熱の生ダレで味付けして提供しています。
地元の美味しい肉を
一番美味しい食べ方で
肉のレストランという名前の通り、ステーキはもちろん、しゃぶしゃぶも提供している肉のレストランくらた。ですが、その中でも常陸牛を食べるなら絶対に焼肉が一番美味しいと語る倉田さん。事実、このお弁当も鉄板ではなく一枚一枚網の上で焼き上げ、一枚ずつ丁寧に生ダレに絡めてごはんの上に重ねます。
「常陸牛は脂身の甘さと香りがとにかく特徴的なんだ!良い常陸牛はモモ肉でもきっちり霜降りが入って柔らかく美味しくなってるんだよね」と快活に話すご主人。さらに重ねるように「ここ4〜5年で常陸牛はさらに美味しくなってきてるよね!生産者の皆さんも努力してくれてるって伝わってくるよ」と笑顔で話す倉田さん。地元の牛にこだわり、その美味しさを追求する肉のレストランくらたが『うまいもんどころ』ブランドと出会うのは必然だったのかもしれません。申請も自身が想像したよりスムーズに許可が下りたのだとか。有名人や芸能人も足しげく通う店。特別な日のお弁当に、『うまいもんどころ』認定の逸品は重宝しそうです。
最上級の常陸牛が集まる肉のレストランくらた。希少部位はもちろん、本物のフィレ肉も特上の霜降り感です!
常陸牛特選焼肉弁当に乗せる肉は、店自慢の特注ロースターを使い網焼きで仕上げます。これが一番美味しいのだとか♪
常陸牛特選焼肉弁当は3,000円(税込)。リーズナブルとは言えませんが、一度食べればその美味しさにリピート必至!
店主の倉田征昭さんは70歳を超えるも牛肉のパワーで元気もりもり♪美味しさの秘訣はこの生ダレと教えてくれました。
【電話】0294-21-1387
【電話】日立市弁天町1-2-6
【時間】平日17:00〜21:30LO
日祝17:00〜20:30LO
【定休】火曜
【いばナビ】http://ibanavi.net/shop/3802/
自家製キムチに、南風農園の無農薬野菜など、常陸牛以外にもこだわり満載の肉のレストランくらた。塩もタレもそれぞれに美味しさがあると語るご主人の言葉通り、不動の人気を誇る常陸牛塩セットやスペシャルタレセットともに人気です♪