投稿日:2023年05月28日
この公園内には小さな道路網ながらS字路や凸凹道、立体交差橋等があり、十字路には車用・歩行者用信号が設置されています。子ども向けの貸自転車や貸ゴーカート(ただし足こぎ)により、実地に交通規則を学べるのが特徴です。また公園管理棟はレトロな煉瓦造りの駅舎を模しており、それに続くホームには実物の蒸気機関車D51-70が静態保存されています。このD51は昭和12年製で40年以上も活躍し、全走行長は約288万kmだとか。運転室にも昇れ、石炭焚き口や各種バルブ・計器類、後部の炭水車の接続状況等も実見できるので、愛好家には堪らないものでしょう。さらに旧国鉄の高速バス(東名・名神)・ドリーム号も静態保存されています(こちらは残念ながら車内立入不可)。昭和44年製で8年ちょっと活躍し、全走行長は約137万kmだったとか。普段遣いの乗用車の感覚からしても、舌を巻くほどの走行距離に驚きます。これら興味深い展示物がある点でも、この公園は魅力度が高いです。