施術を始める前に、「いつから」、「どこが」、「どのような動作・姿勢で」と言ったお話をお伺いします。
面倒と思われる方もご協力願います。ここで聞いたお話が後の施術に役立つことが多々ありますので宜しくお付き合いください
肩が痛い方が、自分で腕を上に挙げたときと、人に挙げてもらったときとで痛みの度合いが異なる場合、肩の関節でなく肩周りの筋肉に問題があると考えられ。どちらでも痛い場合は、筋肉よりも関節に問題があると考えられます。
このように検査結果によってその後の施術計画が異なるため、とても重要となります。
腕に痺れがあるケースでは、頚椎、末梢神経どちらに問題があるかによって施術内容が変わりますので見極める検査が必要となります。
例えば、頚椎圧迫テスト、アドソンテスト、ライトテスト、ファーレンテストで、頭を上から押す、脈を取りながら顔を左右に向ける・腕を上に挙げる、手首を曲げた状態を1分維持し痺れの状態を観察します。
静的検査(スタティックパルペーション)
骨盤、足の付け根、肩甲骨、硬頭骨の左右の位置を触診で確認します。
動的検査(モーションパルペーション)
上記の結果を踏まえ、関節可動を手で押して確認する検査です。
カイロプラクティック独特の方法で、この結果から矯正すべき箇所を判断します。
とても重要で経験と感性が必要となります。
*静的検査のみで矯正を行うカイロプラクティック院はありませんので、ご注意ください。
アクティベータメソッドで確立された検査法です。
手をある特定の位置におくことによって脊椎の一つ一つにストレスを加えます。対象となる脊椎に矯正すべき歪みがあると身体が反応を起こし左右の脚の長さに違いが生じます。この反応を見て矯正すべき箇所、方向を確定します。
この検査法の応用としてストレス・プレッシャーテストがあります。
当院では、慎重を期して、スタティック、モーションパルペーション、アイソレーション、ストレス・プレッシャーテストの複数の結果が一致して初めて矯正します。
このため、矯正の時間よりも検査時間のほうが長くなることを予めご了承願います。