投稿日:2022年11月29日
こちらでは例年、夏(6月)と秋(11月)の天童フェアが開催されていますが、今回は初めて秋のフェアに10時半頃に訪れてみました。今回も1日のみの開催。物販会場である蔵・野村の前には行列ができており、目当ての大玉(3L、4L)のラ・フランスは、開催間もなく売切れたとのこと。やむなく2L玉の箱詰めとともに、山形名物いも煮のパック等を購入しました。ついでに向かいの蔵・大徳を訪れると、店蔵2Fの見どころをボランティアガイドの方により説明いただきました。当主夫妻部屋の螺鈿塗りの床の間や、天井板に屋久杉一枚板を10枚、下の畳(10畳)と同じ配置にしている意味、また廊下欄間に近江八景の透かし彫り、隠居部屋の床柱に槐木を使ったり、棚床の底に一部孔が空いている意味等を教示され、当時の商家の思想や縁起担ぎについて新たな発見をした思いでした。