今回の目的地は水戸。歴史的なスポットが数多く残る城下町です。
地域の有名人の足跡やルーツをたどる、ちょっと知的な歴ジョシ旅に出かけましょう♪
(※内容は2014年2月28日現在のものです)
スポット 1 【茨城県立歴史館】
いつも何気なく過ごしている水戸の街。あらためて振り返ると、意外と知らないことも多い街です。今回のジョシ旅は、ちょっと知的な歴ジョシ旅♪地域の意外なルーツをたどります。
まず訪ねたのは『茨城県立歴史館』。小美玉市の舟塚古墳や水戸藩に関する資料など、県内各所から集められた9000点以上の資料があります。広い敷地内には『旧水海道小学校本館』も。ここは県の文化財である明治時代のハイカラ校舎。1865年(慶応元年)に作られたスタインウェイ社のピアノが眠っています。これは日本に現存する同社製のピアノの中で最も古いもののひとつ。今でもコンサートが開かれており、音色を聴くことができます。
基本情報
※ゴールデンウィークや偕楽園の梅祭り期間など臨時開館の場合あり。詳しくはHPの開館カレンダーをご覧ください。
スポット 2 【茨城県近代美術館】
続いては、『茨城県近代美術館』。千波湖に近いお馴染みの美術館ですが、今日のお目当てはその裏手にたたずむ小さな建物。大正時代に活躍した水戸市出身の洋画家・中村彝(つね)のアトリエを復元したものです。不思議な静けさの中、生前の彼が実際に使用していた家具や作品が展示されています。
基本情報
※ただし梅祭り期間は無休
(企画展は、企画展により異なります)
スポット 3 【金龍菜館】
さて、水戸の歴史を語る上ではこのグルメも外せません!「水戸藩らーめん」は、水戸黄門が日本で初めて食べたというラーメンを復元したメニュー。儒教の教えをくんだ薬膳料理で、しいたけと肉をペアにするなど独特のルールがあります。五辛と呼ばれる薬味を添えていただきましょう。高級食材の金華ハムからとったスープは、あっさりした優しい味わい。鴨肉と梅肉の「水戸藩餃子」も絶品です。
スポット 4 【水戸芸術館】
黄門様のグルメにほっこりした後は『水戸芸術館』に足を伸ばしました♪現代美術ギャラリーにコンサートホール、劇場と、多様な側面を持つ複合文化施設です。エントランスホールには国内最大級のパイプオルガンがあり、週末には無料コンサートが開催されることも。おすすめは館内見学ツアー。シンボルタワーなどの有料区間を含む館内を案内してもらえ、ポストカードとワンドリンクも付いてきます。
基本情報
※臨時開館の場合あり。詳しくは開館カレンダーをご覧ください。
※館内見学ツアーに参加された方はギャラリーに団体料金で入場できます。
コンサートホール、劇場は催事により異なります。
館内見学ツアー大人500円、小中学生400円(ポストカード、ワンドリンク付)
スポット 5 【cafe RIN】
歩き疲れたら、近くにある『cafe RIN』で足を休めて。ここは小道をぬった奥にある隠れ家カフェ。表の喧噪から離れ、ゆったりとひと息つける温もりの空間です。おすすめはケーキとスコーン、ドリンクがセットになった「RINセット」。ケーキは日替わり、スコーンにはレッドラズベリーのジャムを添えていただきます。
地元のルーツをたどって、ちょっぴり知的なレベルアップ?なんだかくせになりそうな歴ジョシ旅でした☆
基本情報
※ランチタイム12:00~14:30(火曜日はランチタイムのみ営業)
バックナンバー
Vol.08 水戸市 歴史と文化の旅