いばナビラーメンアワード2017-2018

土浦市で最も人気を誇り常に行列必至の人気店！2017年はカウンターのみの店舗から中箱の新店舗へと移転を果たしました。注目の移転とともに厨房を一新したのも美味しさが増した要因です！！製麺室とスープ専用仕込室を完備することで、いままでの濃厚な鶏白湯スープをさらに濃厚に、そして緻密に仕上げることを可能にしました。そして自家製麺への移行により、よりスープとのマッチングを考えた麺の開発にも着手。移転で美味しく、かつパワフルな味に！！さらに、2017年は大つけ麺博や水戸のラーメンまつりに参加するなど精力的な１年を過ごした同店。数々のメニューがある中でも、特筆はやはり濃度を増した純鶏そばです。実は進化したのは濃度だけではなく、より鶏の旨味を緻密に味わえるようにと鶏の銘柄や部位にまで徹底的にこだわった結果、ほのかな香りも感じられる繊細な濃厚系に進化しました。さらに麺を自家製麺に変更したことで、スープをより絡めとり、かつスープに負けない小麦の香りを出せる麺を追求できました。数ある鶏白湯の中でも鶏感120％の超高濃度鶏白湯を堪能できる名店です。

純鶏そば…780円（鶏白湯塩味／自家製中細ストレート麺／麺量：150g）

県北エリアNo.1に輝いたのは、常陸多賀商店街の一角にある地元の老舗食堂。ラーメン専門店ではなく地元の人気食堂のひかり食堂のラーメンがとにかく熱いんです！！レギュラーのラーメンや人気の煮干しラーメンは先代から伝わる通りの昔ながらの食堂系ラーメン。その味はきっちり先代の味を守り続ける一方、三代目の現店主が作る創作ラーメンがSNS上でもたびたび話題にあがります。汁なし担々麺や台湾まぜそばなど、いまのラーメン人気を取り入れた限定ラーメンで、この冬人気を集めているのが写真の背あぶらラーメンです。見た目はラーメン二郎に代表されるガッツリ系ですが、実は滋味深い背脂たっぷりのこってり東京スタイル環八醤油のような仕上がり。鶏をメインにじっくり搾り出した旨味は特筆です。鶏でもこんなに厚みのある旨味がでるのかとびっくりします！！スープはそんな鶏の旨味に煮干しをさらに加えて旨みの相乗効果で美味さをさらにアップグレードしています。さらに背脂のコクと甘みが追加され、実に美味いが癖はなく、ニンニクの旨味でパンチのある味になっています♪

【限定】背あぶらラーメン…800円（ニンニク背脂醤油味／もちもちストレート太麺／麺量：200ｇ）

毎年総合ランキングトップ争いを繰り広げる県内屈指の人気店！2017年は念願の新店舗への移転を果たしたのが麺堂稲葉です。美味いラーメン店がひしめく激戦区古河で頭ひとつ抜けた美味しさを提供し続けています。旧店舗から同市内に移転を果たし、さらに美味しさに磨きをかけました。鶏白湯黎明期から続く、鶏白湯の老舗的存在です。最人気の鶏白湯つけ麺は濃度の先にあるバランスを求めた一杯。長年、しっかりと濃度と向き合いハイコンプな鶏白湯を突きつめた結果、ただ濃いだけでなく食べやすさと後味の良さを実現しました。そしてタレの細部に至るまで気を配った丁寧な仕上がりが、男性のみならず女性にも人気です。冬でもあえて食べたくなるつけ麺は超高濃度にも関わらず優しさを感じます。もちろん麺の美味しさにもこだわった稲葉のつけ麺！ただスープを大量に絡めとるのではなく、濃度の高いスープを適度に引き上げるこのバランスも絶妙です。もちろん、小麦の旨味もしっかり出ており、日本蕎麦のようにスープを半分くらいつけて食べると麺の美味しさも再確認できる一杯です。

鶏白湯つけめん…800円（濃厚鶏白湯塩味／もっちりストレート太麺／麺量：200g）

県央エリアNo.1は小美玉に三代目むじゃきを、そして水戸にむじゃき食堂をOPENさせ、県央エリアで盤石の人気を誇る麺屋むじゃきです。2017年も話題に事欠かなかったむじゃきグループだが、その話題の陰で本店のむじゃきそばも隠れて進化を続けていました。既存の厨房から仕込み専用のスープ室を設けたことで、さらに濃度を増した自慢の鶏白湯。鶏の部位を見直し再調整しました。そんな濃度を上げることが可能になったむじゃきそばですが、スープをバランスさせるようにコラーゲン量を絶妙に調整。これが、濃度をただ追い求めるのではなく、ねっとりとしながらも旨味を中濃プラス程度に抑えることで素材感をさらに引き上げ、節系の旨味を加えました。そんなスープは秀逸のひと言。もちろんアクセントの魚介油も美味し理由のひとつです。さらに自家製麺は加水を高め、パツッと歯切れの良い中太麺の、もちっと感をアクセントに加えました。たっぷりの生玉ねぎの香りと食感も手伝い、ただ濃いだけの鶏白湯とは一線を画す、孤高の美味しさを求める一杯です。ぜひ本店でこの美味しさを体感してください。

味玉むじゃきそば…880円（濃厚鶏白湯醤油味／自家製ストレート中細麺／麺量：160g）

鹿行エリアで断トツの人気を誇るのは、名古屋コーチンや博多地鶏など、全国の銘柄鶏を吟味して炊き上げる極上清湯がトレードマークの麺や虎徹。大型スーパーに隣接し、十分な駐車場も完備するなど郊外型店舗としては県内でもトップクラスの大型店舗。特筆なのは誰もが利用しやすい店構えだけでなく、細々したところまで気配りのある接客にもあります。美味しいラーメンをこのサービスで食べれるのは県内でも貴重なお店です。もちろんラーメンの美味しさも折り紙付！鶏100％の虎徹そばもオススメですが、地鶏の旨味に煮干としじみの滋味深い旨味を重ねた地鶏中華そばも絶対に食べ外せない一杯です。旨味を重ねるのは虎徹の味づくりの基本ですが、この地鶏中華そばはひとつひとつの素材の旨味を引き立たせながらウェルバランスを追求した至高の仕上がり。まさに虎徹のラーメン作りを象徴した美味しさに感動必至です！！全粒粉や北海道産小麦など数種類の小麦ブレンドした、しなやかな自家製麺もスープとの相性抜群。絶対間違いなしの美味しさをさらにグレードアップしてくれる数量限定の手作り肉ワンタンを加えるのもオススメです。

地鶏中華そば…800円（鶏シジミ塩味／自家製ストレート細麺／麺量：150g）

2017年は水戸を中心に新店ラッシュに湧いた活龍グループ！龍神麺、活龍、龍郎、甲殻堂、まぜそば天地に続く新ブランドとして展開した鶏専門店鶏だけも記憶に新しいお店です。もちろん、いまは休業中になっているバリ龍やにぼしのなみなど、そのバリエーションは驚愕に値します。その中でも、活龍グループの旗艦店といえばやはりつくば市大穂にある本店です。いまやつけ麺の定番となった濃厚とんこつ魚介つけ麺。活龍は茨城におけるそんな濃厚つけ麺の先駆け的存在です。昨年よりグッと美味しくなった自家製麺はむっちりとした弾力のある食感が自慢です。うどんを茹でる大釜でゆったり泳がせるのもポイント。つけ麺のスープは年々進化を続けています。桜川市のセントラルキッチンで超大型の回転釜を使ってスープ職人が作る自家製スープは濃密かつどっしりした旨味が特徴。魚介の旨味よりも豚の旨味がしっかりでています。甘味と旨味の均衡が絶妙な一杯は濃厚系つけ麺のベンチマークにふさわしい美味しさです。頻繁に登場するミニ丼シリーズにも注目！美味しく満腹になるならココで決まり！！

つけめん（大盛）…830円（濃厚豚骨魚介醤油味／自家製もっちり太麺／麺量：450g）