【いばナビ】ホーム > 茨城イイトコナビ > 筑西・結城・古河 記事一覧 > 筑西市新庁舎にオープン!親子の遊び場「ちっくんひろば」

家族の笑顔のために

子どもが遊べる市役所の誕生

(※内容は2017年4月25日時点のものです)

『ちっくんひろば』は、筑西市役所の中にある子どもの遊び場です。「市役所の中にあるキッズスペース」と聞いて「スペースが狭いのでは?」と思われがちですが、ちっくんひろばは全長10.5m、高低差約4.7mの大きなトンネル型滑り台や、海の生き物のオブジェがあしらわれたボールプールがあり、大人でも目移りしてしまうほどのワクワクが詰まっています。

「ちっくんひろばでは様々な遊具を用意しています。目新しいものに触れて新しい刺激を受ける中で、子どもたち自身で新しい遊び方を見つけてもらえたらうれしいですね」そう話すのは児玉祐子さん。児玉さんはちっくんひろばの企画段階から携わっており、筑西市保健福祉部こども課の課長を任されています。

児玉さんには、「子どもたちの笑い声を身近に感じながら、仕事ができたら最高ではないか」という想いから、「こども課をちっくんひろばに隣接したい」という希望がありました。これまでは、木曜日の延長窓口の時に母子健康手帳をもらいに来庁されても、配布しているのは2階にある健康づくり課になるので、対応ができませんでした。今は、こども課で申請の説明や、申請書類をお預かりし、健康づくり課につなぐようにして、利用者にかかっていた負担を少しでも減らせるよう、行政サービスのワンストップ化に向けた試みが始まっています。

笑顔を交わすことで親子が安心する場所

取材を行ったこの日も、朝からたくさんの親子連れが遊びに訪れていました。ちっくんひろばを多く利用しているのは1才から小学校に上がる前までの子を持つご家族が中心とのこと。また毎日のように遊びに来る利用者もいて、きょうだいや居合わせた子どもが仲良く並んで遊ぶ中で、親同士も話し、笑い合う姿も多く見受けられます。
平日の昼間はお母さんと小さなお子さん、土日になるとお父さんと小学生くらいのお子さん、またはおじいちゃん・おばあちゃんなど、幅広い年齢層の方が利用しています。
アンケートでは、「楽しかった、また遊びに来たい」など好評のご意見を多くいただいているそうです。

雨の日は家にこもりがちになってしまいますが、お天気が悪くても思いっきり遊べるのが屋内施設の強み。そこに行けば誰かに会える、子どもも退屈しないで過ごすことができるという安心感があります。子育ての悩みを同じ親同士で打ち明け合い、アドバイスをし合ったりすることもできます。

「お子さんにとって一番安心することは、お母さんがいつもニコニコしていること。家の中でこもりっきりになってしまうのではなく、ちっくんひろばに行ってみようかと一歩外に踏み出すことで、お子さんも楽しんで体を動かすことができて、みんなの笑顔に会いにいくこともでき、お母さんも楽しいという気持ちになれる、そんな場所になれたらと思います」と児玉さんは話します。
それぞれの家族が心を通わせ、笑顔を交わし、子育ての苦労を共有することで孤独感から解放され、親と子の絆もより深くなっていくことでしょう。

アンケート箱は常に受付台のところに

親と子、そして地域との結びつきを強固に

子どもたちが夢中で遊べる遊具や設備をそろえることはもちろんですが、運営していく上で必要不可欠なのは、地域に暮らす人々の協力です。のびのびと遊ぶ子どもたちを親と一緒にやさしく見守るのは、筑西市シルバー人材センターのスタッフであり、空間を明るくしてくれる装飾や、ちっくんや動物たちの切り絵は、子どもの好みを熟知した保育士によるものです。
ちっくんひろばを作り上げるに至っては、短い期間の中でこども課職員が様々な意見を出し合い、提案や遊具の配置などの企画を行いながら、昨年夏の着工から今年2月までになんとか完成に導くことが出来ました。

ちっくんひろばはすべて無料で遊ぶことができます。それを筑西市で生活する家族に限定せず、どこの誰でも平等に遊べるようにしたのは、地域みんなで子育てしていこうという想いがあったから。
「近隣の街に住んでいる親子にも、筑西市に無料で遊べる場所があれば行ってみようかなという気持ちになったり、気軽に遊びに来ていただくことで、筑西市っていい街だなと思っていただければうれしく感じます」と児玉さんは話してくれました。

社会でも大きく取り上げられる子育てや教育をめぐる問題は、筑西市も例外ではありませんが、筑西市に出来るやり方、地域性に合った切り口で問題解決に挑んでいます。子どもを育てることは、将来まちを支える人材を育てることでもあります。
育児不安を感じる家族を支え、誰もがニコニコと暮らせる街・筑西市の未来を共に育てていきましょう。

 

○ボールプール

海をイメージしたボールプールはオリジナルデザインの特注品

○ボルダリング

木をモチーフにしたデザインがかわいい

○滑り台

北関東で一番の規模を誇る屋内滑り台

○ちっくんバルーン

年齢によって大きさが変わります

ちっくんひろばオープニングセレモニーには筑西市の須藤茂市長もかけつけました。

最初の2週間で利用者数2,000人突破、1日の利用者数は最多で土日330人。
平日では少なくとも50人の利用があるとのこと。

ちっくんひろばを利用してみては?♪

◎場所/筑西市丙360スピカ1階
◎利用料金/無料
◎利用時間/9:00~16:00
◎休館日/12月29日~1月3日(原則)
※施設点検などで臨時休館になる場合があります
※必ず保護者の方がお子さまと一緒にご利用ください
※駐車場をご利用の方は駐車券をお持ちください
 駐車料金が4時間まで無料になります


※お問い合わせはコチラまで

筑西市こども課子育て支援グループ
TEL.0296-24-2104

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