今年で開催41回目!桃まつりと土井利勝

今年で41回目を迎える古河桃まつり。古河を代表するおまつりのひとつです。その歴史は古く、由来は江戸時代初期に遡ります。この地に桃を広めたのは初代古河藩主、土井利勝だったといわれています。当時、炊事や暖房の燃料として薪が使われていましたが、古河には薪が乏しかったことから、人々は生活に困っていたそう。それを聞いた利勝は、成長が早く、果実は食料、枝は燃料としても利用できる、桃の木を植えることを思い立ちます。江戸の家臣の子どもたちに桃の種を集めさせて古河に送り、田畑や城の周りに桃の木を植え人々の暮らしを救ったといわれています。
このことを称え、古河総合(公方)公園建設の際、利勝が植樹した桃林(古河桃園)を再現するかたちで花桃が植えられたのです。

日本一の花桃の里 古河総合公園

会場となる古河総合公園は、古河公方足利成氏館跡地をはじめとする文化景観の保護と四季折々の自然に親しむ人々との調和などの観点から高い評価を受け、2003年に日本で初めてユネスコの『メリナ・メルクーリ国際賞』を受賞しました。
そんな美しい景観の公園内には、現在約1,500本もの桃の木が植えられています。公園内に咲く花桃の品種は全部で5種類。公園内の花桃の大半を占めるのは『矢口』、公園北側には『源平』、北西の方角には『菊桃』と『寒白』、東の方角には『寿星桃』が咲いており、それぞれの品種ごとに桃の花を楽しむことができます。あたり一面に桃色のトンネルができあがり、桃源郷を思わせる会場には、春の風情が漂います。

ひとつの施設内にこれだけの桃の木があるのは全国的にみても大変珍しく、『日本一の花桃の里』といわれる由縁となっています。そんな日本一の花桃の里をひと目見ようと、桃まつりには毎年約20万人もの来場者が訪れ、県内のみならず、首都圏近郊から足をのばす方も年々増えてきているといいます。

古河市役所観光物産課係長の森谷栄さんは「県内の道の駅などでPRさせていただくことはもちろんですが、都内や埼玉などのショッピングモールで桃むすめと一緒にPRを積極的に行っています。日本一の花桃の里として、古河市を広く知っていただけるよう、広報にも力を入れているので、今年も多くの方にご来場いただければと思います」と語ります。

古河市役所観光物産課係長/森谷栄さん

まつりを盛り上げる華むすめ 愛され続ける桃の花

桃まつり開催期間中は、伝統芸能やダンスステージ、熱気球体験や人力車の園内走行、野点や揚舟御所沼巡りなど、多数のイベントが催されます。また、会場では古河市の観光大使である古河華むすめが桃むすめとなり、来場者を出迎え、まつりに華を添えています。
今年の華むすめは、昨年から活躍している増田絵菜さんと渡辺朝美さんに加え、今年から新たに選出された神原彩瑛さんと中村優花さんの4名。古河を愛する心と気品あふれる美しさを兼ね備えた華むすめが会場内をご案内します。

華むすめの担当をしている古河市役所観光物産課の小鈴佳さんに伺うと「華むすめは2年任期で活動しております。皆が口を揃えて申しますのは、お客様の笑顔が見られることに、とてもやりがいを感じるということです。華むすめたちにとっても桃まつりは特別なもので、小さい頃からの憧れだったり、家族での思い出の場所であったり、そういったいろいろな想いが詰まったイベントだと思います。華むすめたちも皆様にお会いできるのを心待ちにしているので、たくさんの方に足を運んでいただきたいですね」と笑顔を見せました。華むすめの4名は先日、首相官邸を表敬訪問し、安倍総理に花桃の里をPRしてきました。

江戸時代から300年もの時を越えて愛され続ける桃の花。美しい花々は、いつの時代も人々の心に潤いと安らぎを与えてくれます。春の訪れを感じるこの機会に、情緒漂う景観を楽しみながら、ご家族やご友人と花桃散策に出掛けてみてはいかがでしょうか。

左から/渡辺朝美さん/中村優花さん/神原彩瑛さん/増田絵菜さん

古河市役所観光物産課/小林鈴佳さん

源平/一本の木に紅白の花が咲く。源平の旗色にちなんで名前がついた。

寿星桃/樹高が低く、花が節々に密につくのが特徴。庭木・鉢植えに向く。

菊桃/庭木として栽培されるが、鉢植えも可能。桃まつり後に豪華に咲き誇る古木は見事。

矢口/花つき、花もちが良い。ひなまつりの切花の代表種。桃まつりの主役。

寒白/透き通るような純白の中輪八重咲き花。

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