6つの高速道路が接続!多くの役割を担う圏央道!

圏央道は、都心から半径約40~60㎞の位置を走る、延長約300㎞の環状道路です。これまでは、境古河ーつくば中央、大栄ー松尾横芝、藤沢ー釜利谷区間を除く約240㎞が開通していましたが、今回、境古河ーつくば中央区間の開通で全体の9割(約270㎞)が開通に至りました。茨城県内全線の開通により、東名・中央・関越・東北・常磐・東関東という都心から放射状に伸びる6つの高速道路が接続したことになります。

圏央道を含む環状道路の構想が始まったのは1963年頃。都心に集中する交通をいかに分散させるかなどが課題だったといいます。また、都心部では高速道路で事故や災害が起こった場合に迂回できず、すぐに都市機能が麻痺してしまうことも問題視されていたそうです。しかし今回の開通によって、首都直下型地震などの災害が起きた場合でも、迅速な救助活動に貢献することや迂回路の選択肢が広がることなどが利点として挙げられます。圏央道は、慢性的な渋滞の緩和はもちろん、道路ネットワークの向上による災害時の代替路としての機能など、多くの役割を担う環状道路としても期待されています。

NEXCO東日本から提供してもらった開通前の圏央道!

観光周遊の促進に期待!沿線物流施設等の生産性向上!

圏央道の県内区間が全線開通するにあたり、渋滞リスクの多い都心部を経由せずに神奈川方面や静岡方面へ行くことが可能になりました。また、古河付近から成田空港までは約70分、湘南までは約100分で行くことができるようになり、疲労の緩和や時間の短縮が見込まれています。同様に、成田空港付近から都心を通らずに東北道や関越道、中央道にアクセスすることが可能になるので、世界遺産の日光東照宮や富岡製糸場などの観光地へ向かう観光客の増加が見込まれるとともに、観光周遊の促進が期待できます。

また、県内の圏央道(東名~東関東)沿線には、日野自動車や日立物流、旭化成建材など多くの企業が進出しており、圏央道の全線開通が企業の呼び水となっています。国土交通省北首都国道事務所の稲垣孝所長は、「圏央道を使えば、成田空港から秩父・長瀞地方までの所要時間を約20分短縮することが可能になります。都心経由に比べ、渋滞のリスクも減少するので、施設間の輸送時間短縮にもつながります。今回の開通を受け、物流の効率化が図られ、さらなる生産性の向上が見込めるのではないかと期待しています」と語ります。

▲ 国土交通省北首都国道事務所 所長 稲垣孝さん

わかりやすい道案内を目的とした高速道路ナンバリング標識の設置

境古河~つくば中央の開通と同時に、訪日外国人をはじめ、すべての利用者にわかりやすい道案内の実現を目的とした、路線名に併せて路線番号を用いて案内する『高速道路ナンバリング標識』の設置が始まりました。

NEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)さいたま工事事務所の千葉隆仁所長は、「圏央道は首都高速都心環状線から数えて4つ目の環状道路のためC4、また常磐道は国道6号に並行する高速道路(Express -way)としてE6となります。今回の開通にあわせて、国内初のナンバリング標識の設置となりました」と笑顔で語りました。

地域の方に喜んでいただける道路を目指して

稲垣所長は「今回の開通を受けて、成田方面から足を運んでくださる方も多いと思います。他県から来ていただいた観光客の方々に、地元のいいものをどんどんPRしていけるいい機会になればと思っています。地域の皆さんに、開通してよかったと思っていただけるような道路にしたいですね」と笑顔をみせました。
圏央道の利用が増えれば、他県からの来訪者や観光客などがこの地を訪れる機会が増えると想定されます。地域の方に喜んでいただける道路として、圏央道が地域活性化の架け橋となる日も近いことでしょう。

▲ NEXCO東日本東日本高速道路株式会社関東支社さいたま工事事務所 所長 千葉隆仁さん

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