いばナビ拉麺部監修 日立ひたっちラーメンカタログ2017

2016年11月にオープンした本当に美味しい新店！とんこつラーメンとんとんは豚骨ラーメン一本で勝負するお店です。都内のとんこつラーメン専門店で修業を積み、そのお店から受け継いだ門外不出の専用圧力釜を使って炊き上げるスープが自慢です。そんなとんとん自慢の本気で炊いた純白のとんこつスープは驚くほど美味。なによりも驚きはその素直なとんこつの旨味です。全くとは言いませんが、ほとんど豚骨独特の臭みを感じることはありません。その理由は丁寧な下処理！しっかり、きれいに洗った豚のゲンコツをさらにゆっくり時間をかけて血抜き。その後、１度水から沸騰させてからそのお湯も全て捨てる徹底ぶり。そんな下処理の後…、そえるように昆布と香味野菜を入れるものの、他に余計なものは一切加えず、圧力釜で一気に炊きだしたスープは本当に純白です。さっぱり＆あっさり食べられる本場のとんこつスープはいままでのイメージを覆す一杯かもしれません。
　そんなとんとんは美味しさ以外にもコスパが魅力！とんこつチャーシューラーメンは肉厚のチャーシューが５枚も乗って750円！ラーメンに至ってはワンコインの500円と超破格値！さらに替玉ひと玉無料という大盤振る舞い…。これで本当に大丈夫なの？っと心配したくなる一杯です。

多賀に店を構える人気店和なり。そんな和なりが大みかに２号店を進出させました。昨夏惜しくも人手不足のために余儀なく閉店した麺や亮の後にできたのが、和なり大みか店です。特筆はなんといってもバランスを重視した多賀店と比べて、大みか店では素材を大量に投入し、より厚い旨味を絞り出していること。そのため、大みか店では、同じ鶏ガラでも多賀店に比べ倍近い量の素材を寸胴に投入。多賀店と同じ手法で炊き上げています。だから、同じ和なりソバでも大みか店の和なりソバは多賀店のものに比べて味の厚みが厚いのです。繊細さの上にバランスする多賀店…。絶対的な厚みで迫力のある美味しさを整える大みか店…。どちらも美味しいのは共通！ほんの少しのこってりさをプラスした和なり大みか店も魅力的です。
そんな和なり大みか店で食べるなら、鶏ダシの和なりソバも美味しいのですが、辛口の味噌がおすすめ！味噌ラーメンといえば、砂糖で甘さを加えた甘口の味噌ラーメンがほとんど。その中にあって和なりの味噌ラーメンは味噌本位の辛口です。辛口といっても、唐辛子のような辛さではなく、甘くないという意味の辛口！スープの美味しさをじっくり味わえる一杯です。
また、自家製ラー油がポイントのタンタン麺も人気！肉の旨味がスープに溶け出した一杯は癖になる美味しさ♪冬季限定の一杯です。お早めにどうぞ！！

2016年オープンの新店で、もう常連がついて話題の店と言えばココMOGです！油そば専門でありながら、居酒屋でもあり、楽しいライブハウスでもある…。とにかく楽しいことがギュッとつまったラーメン屋さんです。以前、同じく大みか町にあった油゛油゛の店長も勤めていた店主が独立。もっとお客さんと近づけるお店を作りたいとオープンしました。
　特にこだわりの油そばは、醤油や玉子、ダシや具に使う鶏までも茨城県産素材を厳選しています！中でも、筑波山麓で育てられたつくば鶏の肉から旨味を抽出した特製塩ダレが美味と評判です！ミネラルが豊富に含まれるフランス産無添加海水塩で味を引き締めているのもGOODポイント。そんな塩ダレを使ったすず塩油そばは、柚子の香りとその爽やかな後味で人気の一杯です。具材の鶏肉もぶりんぶりんの弾力！この美味さと爽やかさはMOGだけの特別な美味しさ。さっぱりなのに満足感が高い一杯は癖になる一杯です。
　また、油そばにあうように作られた特製低加水麺と低糖質ダイエットの人にも対応した糖質カット麺なを選べるのもＭＯＧの良いトコロ♪スープのない油そばはとってもヘルシーなのに、さらにこの低糖質麺を使用すれば１食の糖質が僅か20ｇへと激減！これなら安心してラーメンを楽しめます！！

県内で２番目となる喜多方ラーメンの名店が日立市東滑川町にオープンしました。それが喜多方ラーメン坂内ドン・キホーテ日立店です。本社直営ということもあり、本部スタッフが厨房に立っています。本物の喜多方の美味しさを日立でも食べられると連日人気を集めています。
そんな坂内で人気のラーメンとえば、看板商品の焼豚ラーメンで間違いなしです！できたてを提供したいと、毎日何度も店で作るトロットロにとろけるチャーシューがどんぶりを覆い隠します。チャーシューは小ぶりでも噛みしめたときに肉の味をしっかり味わえるようにと、厚めにカット！豚バラ肉の美味しいところだけで作っています。とにかく脂身と赤身のバランスが良いので、とろとろの白身と、旨味がしみだす赤身の両方を楽しめます。もちろんスープはさっぱりとした滋味深い味わい。極々澄み切った黄金色のスープはほんのり醤油色。そこに少し塩分を加えてあげることで、五臓六腑にしみわたる優しい味わいを演出しているのです。麺も喜多方らしい幅広の手もみ中華麺。波打つようなウェーブした麺がスープを引き上げてくれます。
　寒いときにはしょうが風味のあったか味噌ラーメンもおすすめ！実は喜多方では味噌ラーメンも人気なんです。生姜がしっかり効いた体の芯から温まる一杯！ぜひ堪能してください！！

JR日立駅前で人気のまぜそば専門店麺亭九里林！そんな九里林がJR大みか駅前に進出！兄弟店だった油゛油゛（ぶらぶら）をリニューアルオープンさせました。
九里林といえば、独特な風味のこっくりした醤油味のタレが美味いと評判。高級ラードと合わせてしっかり混ぜて口に運べば、口中が香ばしい醤油の香りで満たされます。オーナー曰く「日本人の味覚に１番あうタレに仕上げました！」という言葉の通り、美味しさで満たされます。そんな九里林のまぜそばの中でもおすすめなのが、別名「ぜんのせ」こと「九里林そば」です。トッピングの燻製ベーコンは香ばしさがたまらない逸品。じっくり燻製をしたことで生まれる燻製の香りは、タレの香ばしさとのマッチングもGOOD！麺も自社製麺所で作るオリジナル。だからタレにあった専用の配合にすることが可能なのです。もっちりとした食感に小麦が香る麺。ぐるぐる全体を混ぜてから一気にかきこめば、必ず満足すること必至！！大満足の一杯です。
　そんな九里林には店舗限定の商品も用意されています。大みか店で食べられる限定は、姉妹店ポコピサン特製のマレーシアカレーで合えたエスニックカレーまぜそば。たっぷりチキンが入ったカレーはスパイシーで刺激的。辛さではなく香りが溢れ出す一杯です。レンゲの中のフライドオニオンを加えながら味変しつつ食べ進めて下さい！！

旨味調味料を使わない煮干しの自然な旨味だけで作るラーメンで人気の拉麺ほそや。2015年のオープンにも関わらず、しっかりと地元に定着した人気です。
そんなほそやでコラボしてくれた限定ラーメンが肉味噌パクチーまぜそば（980円）！通常、まぜそばというと醤油か塩味がほとんど…。しかし、ほそやがあえて挑戦したのは地元内山味噌醸造の甘口特醸田舎みそを使った味噌味のまぜそば！！しっかりした味噌感の地味噌を選んだという店主の細谷さん。そんな店主の言葉にある通り、味噌の香り、旨味、風味に満たされたまぜそばです。味噌ダレと一緒に合わせる香味油には海老油を使用。植物性のベースオイルを使うことでさっぱりとしながらも、しっかり香りを演出しています。そんな海老を受け止めるのは相性の良いパクチー！中国語で香菜と呼ばれるパクチーは、独特な香りで都内でも人気の香草です。タイ料理にも海老と組み合わせて大量に使われることが多く、このまぜそばにもバッチリはまります。癖になる美味しさにハマる人続出の一杯！パクチー好きなら、これは食べずにはいられません。
また、ほそやの限定ラーメンの代名詞にもなっている鯛ラーメンもおすすめです。鯛のアラの仕入れによって仕込めるかどうかが決まるので、毎日あるとは限りませんが、あればラッキー！絶対に食べるべき一杯です。

キレのあるまぜそばを食べるなら、オススメはやっぱりまぜめん91！神峰店に続き、多賀店もオープンした日立市内でいま最も勢いに乗る人気の店です。スタンダードなまぜそばも人気ですが、魚卸しの水産会社を親族に持つ強みから、サイドメニューで用意するマグロ中落ち丼がめちゃくちゃ美味しいと評判です。日本近海で水揚げされた生の本マグロを使っているからこそだせる美味しさ…。値段以上の価値に驚くこと間違いなしの鉄板サイドメニューです。
　そんなまぜめん91でひたっち編集部とコラボしてくれたメニューがおろししらすまぜめん（800円）です！久慈浜産シラスをたっぷり乗せた特製まぜそばは、ただシラス乗っけただけのまぜそばとは、ひと味もふた味も違います。このまぜそばは、なんとゆで上がった麺をフライパンの上でバターとともに軽く炒めてから盛り付け♪ガーリックオイルも加えて香ばしさをプラスしてくれます。また、塩ダレを使って仕上げることで、和風と洋風をミックスしたようないいとこどりの風味に仕上げました。久慈浜シラスも大根おろしと合えることで、よりスッキリとした味わいに！！日立公設市場の魚長水産から直接仕入れたシラスをこれでもかとたっぷり乗せて完成です。
　さらに、多賀店限定の一杯といえばスタミナまぜめん（800円）。追いメシ付で韓国風に仕上げた仕上がりです。

福島県のご当地ラーメンのひとつ、白河ラーメン。澄んだ醤油味のスープに、多加水の縮れ麺が特徴的な滋味深さのある味わいです。そんな白河ラーメンに影響を受けた「なかじ」のラーメンは、キレのあるあっさり味を中心に老若男女から幅広く人気を誇ります。
今回、そんななかじが考案してくれたコラボレーションメニューは、地元・日立市の「玉姫醤油」製醤油をカエシに使った一杯です。玉姫醤油と言えば、泉が森を有する水木の地で清らかな水を使って仕込んでいる天然醸造手づくり醤油の蔵。そんな名水が育んできた醤油を主体に仕上げました。「通常のメニューよりも、より醤油カドが立って味わい深い一杯になると思います」というご主人。通常のチャーシューは豚モモ肉ですが、このコラボラーメンは肩ロース肉のチャーシューに変更！醤油タレで煮込むことで肉の旨味もしっかり溶け込み、キレ感の中に奥行きのある味わいを両立しています。思わず飲み干したくなる美味しさ！
また、こちらもオススメの「柚子しおらーめん」。澄み切った美しいスープに感動すら覚えます。見た目通り極あっさりの風味ですが、その中でホタテやハマグリといった貝のダシが上品かつ身体に染み渡る旨味を演出してくれます。

古くから自家製麺の魅力に気が付き、日立で長らく愛される老舗のせんり。店主の仕事ぶりがうかがえるまじめなスープは、店主の人柄が現れたようなストレートですっきりとした味わい。余分なものは加えず、素材からしっかりと旨味をとりだし、雑味がありません。だから、せんりはどのラーメンを食べても素直で美味しいと常連さんから長く愛されています。
　そんなせんりが考案してくれた地元素材を使った限定コラボラーメンは、しらすおろしとニラ玉のラーメン（880円）。久慈浜シラスを大根おろしに漬け込んで、シラスには大根おろしのすっきりとした味わいを、そして大根おろしにはシラスの旨味を移しています。元々裏メニューの多いせんりですが、そんな裏メニューのひとつニラ玉塩ラーメンとコラボさせたこのしらすおろしとニラ玉のラーメンは、まさに組合せの妙が光る一杯です。しっかりしたベーススープの旨味の上に、後引きが良い塩味が印象的。トッピングのニラ玉は野菜たっぷり。一杯ずつ鉄鍋で仕上げることもあって、スープに野菜の旨味が移って美味しさの相乗効果を楽しめます。加えてシラスの大根おろし和えがトッピングされ、スープにさらなる優しい塩分と旨味を添えてくれます。
　ちなみに、せんりでは麺の種類を自由に選択できますが、この限定コラボメニューは細麺オンリーです！！