スポ少とは日本最大の青少年スポーツ団体

進級・進学の春。今年こそ「何か楽しいことを始めたい」「もっと体力をつけたい」「運動ができるようになりたい」という子どもたちのために、日立市スポーツ少年団・鈴木孝子本部長に「スポーツ少年団」についてお話しをうかがいました。

日本にスポーツ少年団が生まれたのは昭和37(1962)年。「一人でも多くの青少年にスポーツの喜びを!」「スポーツを通じて青少年のからだとこころを育てる組織を地域社会の中に!」という願いで作られました。それから50年あまり。全国各地で約3万2千団体が活動し、約70万1千人の子どもたちがスポーツを通して「ココロとカラダの成長」を体感しています(平成28年度現在)。

茨城県はスポーツ少年団の活動が活発で、登録人数では全国第3位。中でも日立市は抜群。日立市スポーツ少年団の登録団体数、登録人数はともに県内第1位を誇ります。現在、サッカーやミニバスなど単一種目で活動する団体が106、複数の種目に分かれて活動する団体が2、そして年間を通じて複数の種目で活動する団体が4、合計112団が登録されています。そして、それらに参加する団員、つまり子どもたちの数は約3千人にもなります。
活発になった理由について、「保護者や事務局となっている日立市体育協会の皆さんの協力も素晴らしいものがあります」と鈴木さん。地域の多くの人々の支えがあって、日立市スポーツ少年団の活動が続いていることがうかがえます。

スポーツだけじゃない 人としての成長

スポーツ少年団はスポーツが得意な子だけが入るチームではありません。「スポーツが苦手、嫌いという子こそスポーツ少年団に入って、スポーツの楽しさに出会って欲しい」と鈴木さんは言います。

日立市スポーツ少年団の各団体はさまざまな大会で優秀な成績を収めていますが、「競う」だけでなく、「楽しむスポーツ」を目標にしています。成長が著しい子ども時代は、まずはカラダを動かすことの楽しさや喜びを知ることが大切。基礎的な運動能力や運動習慣を身につけ、生涯にわたってスポーツを楽しめる基礎を作ることを目的としています。
「スポーツが楽しいからこそ、自分から進んで行い、目標や夢を持つことができます。それが子どもたちの自立心を養う第一歩と考えます。『ひたっち』の『ガンガン行こうぜひたっちキッズ!日立市スポーツ少年団コレクション』の他、FMひたち『日立のトップアスリート』などにも子どもたちは登場していますが、自分の夢や目標について、はっきりとインタビューに答えています。子どもたちの成長の瞬間に立ち会えたときが、指導者としていちばん嬉しいときですね。」

また、目上の指導者や同じ仲間との行動が、礼儀や感謝、思いやりなど人格形成につながります。スポーツだけでなく、キャンプなどの野外活動、活動場所や地域を清掃するクリーンアッププロジェクトなどの社会活動など、いろいろな活動を通して社会性を学んでいきます。
地域のスポーツイベントや日本・茨城県スポーツ少年団のネットワークを活かした交流に参加することで、視野が広がり、地域とのつながりも意識できるようになります。
「最近は予防医療の観点から運動による健康づくりの重要性が叫ばれています。子どもたちの将来のためにも今、スポーツを始めることをおすすめしたいです。」

世界一のスポーツ文化立国として知られるドイツでは、家族ぐるみで地域のスポーツクラブに入り、スポーツを家族の絆づくりに生かしているとのこと。
「スポーツが家族の共通の話題になります。日本にも取り入れたい文化だと思います。
スポ少の活動は保護者の皆さんの協力が不可欠です。とくに指導者は貴重です。しかし、お子さんが小学校を卒業すると同時にご自身も辞めてしまわれる方が多く、残念です。長く続けて、いずれ成長したお子さんと指導者をバトンタッチできたら素敵だと思いませんか。」

日立市スポーツ少年団 本部長 鈴木孝子さん。東金沢バドミントン団長。大好きなバドミントンを選手としては続けることができなくなったとき、恩師からの「指導者として関わり続けて」とのアドバイスを受けて、スポーツ少年団の指導者に

これからのスポ少 生涯の居場所

スポーツは一生のトモダチ!小学高を卒業しても継続できるのをご存じですか?

現在、日立市スポーツ少年団の入団資格は原則として「小学生以上の男女」となっていますが、日本スポーツ少年団では平成29年度から「3歳以上」と改めました。これは近年の子どもたちの体力低下問題を受けて、発達段階に応じて身につけておくことが望ましい動きや身体を操作する能力を獲得させ、高めさせることを目的としています。また、その運動プログラムを「アクティブ・チャイルド・プログラム」と言い、スポーツ少年団の活動にも今後、取り入れられていく模様です。
「プログラムには運動遊びや伝承遊びなど新しい要素が入っており、指導者への講習会も始まったばかりですが、子どもたちの体力づくりにスポーツ少年団の役割は今後ますます大きくなっていくことでしょう。」

ところで、小学校卒業と同時にスポーツ少年団も「卒団」と思っていませんか。実は「卒団」という言葉はありません。19歳までは団員として、20歳からは指導者として、生涯、スポーツ少年団で活動できます。
「中学生から19歳までは『リーダー』と呼んでいます。将来、スポ少の指導者や学校の先生になりたいという夢があるなら、中学校や高校に進学しても団員登録を続けて欲しい。部活が忙しいと思いますが、時間のあるときに年下の団員の指導や、指導者のサポートをしてみると、きっと夢の役に立つと思います。」

いずれの団体も近くの学校のグラウンドや体育館などで活動しています。放課後や土曜日、あるいは日曜日に活動しているチームを見かけたら、それがスポーツ少年団かも知れません。日立市体育協会のホームページでは希望する活動地域やスポーツの種目によってスポーツ少年団を検索できます。気になるスポーツ少年団を見つけたら、まずは電話で問い合わせをしてみましょう。入団の前に見学することも可能です。

新しいことを始めてみたくなる春。お子さんやお孫さんに「スポーツを好きになるチャンス」をプレゼントしてみませんか!

日立市内には現在112のスポーツ少年団が活動しています。

【スポーツ少年団に入団するには】
平成29年度の団員募集案内は市民運動公園内、日立市体育協会にあります。見学や入団は、事前に各少年団に問い合わせをしてください。各少年団は体育協会のホームページからも検索できます。

●日立市スポーツ少年団全般に関する問い合わせ
・日立市体育協会内 日立市スポーツ少年団本部事務局 
0294(36)6661

・日立市体育協会のホームページ
http://www.hasa.or.jp/jsb/

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